2019.3.20カテゴリー:印鑑について
初めて実印を作成する時にはどのようなことに気を付ければいいのか分からないですよね。
しかも、一度作ったらなかなか修正が難しいものなので、作成に失敗したくありません。
そこで、今回は女性が実印を作成する際に気をつけなければならないことをご紹介していきますので、これから実印を作成しようとお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
□結婚して名前が変わっても実印を使えるようにしておく
実印は市町村で登録している名前で作らなければならないという決まりです。
結婚したり離婚したりして名字が変わった際には、毎回作り変え、申請しなおさなければなりません。
そのような手間やお金をかけたくないという人も中にはいるのではないでしょうか。
そのような人には名前だけでつくることをおすすめします。
「フルネームで作らなくてもいいの?」
と疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
確かに実印は重要なので、フルネームにすることが多いです。
しかし、登録をしている名前であれば、フルネーム、名前のみ、名字のみの3通りで作れます。
意外と知られていませんが、名前のみで登録することも可能です。
名前だけにするべき理由はもう1つあります。
それは、女性が家を背負うのはよくないという日本の昔からの考えがあるためです。
女性が名字を名乗って家を背負うとあまりいいことがないといわれています。
つまり、女性が名字も入れてハンコを作成すると、後家相につながるとも言われています。
後家相とは、女性の運気が強すぎるために男性の運気を取ってしまうことです。
そうすると、男性が経済的にも身体的にも弱ってしまい、死別や離婚を引き起こしてしまいます。
家のことを考えるなら、名字を名乗らず名前だけを名乗るべきだということですね。
しかしこれは、昔からの考えというだけで、現代にそぐわない考え方でもあります。
もし、結婚する人の両親など周りに気にする人がいれば考慮してもいいですが、そうでなければあまり気にしなくても良い部分です。
□実印を壊れにくい素材にすると経済的にいい
次に、壊れにくい素材で作ることを挙げておきます。
名前が変わらない限り、実印は半永久的に使用できるので、壊れる度に買い替えるのはもったいないですよね。
そこで、壊れない素材を使うことによって、費用も手間も最小限に抑えられます。
ここでは、おすすめの壊れにくい素材を紹介します。
*琥珀(こはく)
女性の実印で最もポピュラーな素材は琥珀です。
琥珀といっても天然の琥珀をそのまま使っているのではなく、硬い人工樹脂を使って硬くしてあります。
模様がキレイであることはもちろん見た目も透き通っていているので可憐な印象を与えます。
女性が持つにはぴったりだといえます。
本体も軽く女性の手にも馴染みやすく使いやすいです。
しかし、落としたりぶつけたりすると、衝撃に弱いため欠けてしまいます。
*彩樺(さいか)
彩樺は樺を樹脂で加熱処理をして作った素材です。
木の優しい雰囲気が琥珀にはなく魅力的です。
この素材を使うことで大幅にコストを抑えられます。
さらに、琥珀よりも耐久性に優れています。
環境にやさしい素材としてもしられているので、エコ志向の方にもぴったりです。
□実印の開運効果とは?
実印を作成した後に「お金が儲かるようになった」「仕事が順調で出世するようになった」「家族の仲が円満になった」などの効果を実感する方もいらっしゃいます。
ここからは実印の開運効果について、また運が良くなる実印の作成ポイントについてご紹介します。
実印用に縁起が良い印鑑を購入すると運勢が良くなると言われることがありますが、残念ながら実印などの印鑑に開運効果があるという科学的根拠はありません。
そのため開運実印を購入したからと言って誰でも運が良くなることはないのです。
開運実印は運を良くする目的で購入するというよりも、風水グッズやお守り、パワースポット、占いなどのように、良い運勢になるよう願う目的で購入する方が良いかもしれません。
ただ、このような開運グッズは願いを込めて作るので、使うたびに前向きな気持ちになり、結果として運が良くなることに繋がるのです。
以上の理由から、開運実印を購入すると運が良くなるとして、購入される方が多くいらっしゃいます。
それでは開運実印を作成する際に注意したいポイントは何でしょうか。
開運実印は以下のことをポイントにして作成すると良いでしょう。
・運勢が良いとされている素材を選ぶ
・開運に効果的と言われている書体で実印を作成する
これら2つのポイントが挙げられますので、各ポイントごとについて詳しく解説します。
運気が上がる素材として有名なのは天然素材とパワーストーンです。
実印は木材や金属、プラスチックなどでも作成可能ですが、運気が上がると言われている素材はこの2つです。
天然素材が開運に効果的と言われている理由は、九星学と実印素材の関係にあります。
九星学とは生まれた年月日と干支を元にして、ニ黒土星や四緑木星などの本命星から運勢を占うことです。
そこで自分の星と相性の良い印鑑素材を選ぶことで運勢が良くなると言われます。
九星学から見て運が良いと言われている素材は本柘や象牙、水牛などの天然素材で、これらは運勢だけではなくステータスを表すときにも最適なので、特に男性におすすめと言えます。
パワーストーンは最近人気の素材で、その美しい見た目から特に女性に人気とされていて、好きな色や自分の高めたい運勢と相性の良い素材を選べるという楽しみ方もあります。
特に人気の素材はローズクオーツやクリスタルクオーツです。
ローズクオーツは可愛らしいピンクの色合いが女性に大人気で、また恋愛運をアップしてくれるという効果があります。
またクリスタルクオーツは万能の運勢を持つパワーストーンとして知られており、就職や進学、独立などの転機となるようなイベントで購入するのがおすすめです。
次に運勢が良くなる書体について解説します。
最も人気な開運書体は印相体です。
枠に向けて八方広がりのような字形をしているため八方位、つまり運勢の良い書体と言われています。
また偽造されにくいという点からも多くの印鑑に選ばれています。
次におすすめの開運書体は篆書体(てんしょたい)です。
これは最古の書体とも言われていて、紙幣やパスポートなど重要なものに使われています。
こちらも縁起が良いだけでなく偽造しにくいというメリットがあります。
次は隷書体です。
中国発祥の2000年もの歴史がある書体で、篆書体を簡略化させたためその読みやすさから人気の書体と言われています。
文字の筆運びが独特で、跳ねや払いが波のようになっているという特徴があります。
□実印のサイズは15ミリにしておくとよい
実印として登録するには、既定内の大きさにしておく必要があります。
この既定というのは、捺印した時に色がつく面が、一辺8ミリから25ミリの正方形に収まればいいというものです。
この規定を満たしてさえいれば、どの大きさの実印にしても問題はありません。
しかし、特別にこのサイズがいいといった希望がないのであれば、15ミリを選ぶことをおすすめします。
その理由は、2つあります。
まず、印鑑はサイズごとに分けるのが一般的だからという理由です。
印鑑には角印、代表者印、法人銀行印、実印、銀行印、認印の6種類あります。
会社などを経営していない人にとって関係があるのは、この中でも実印、銀行印、認印の3種類です。
これらは、それぞれ用途によってサイズが違うようにつくることが多いです。
つまり、これを最大にして、これはそれよりも小さくするといった暗黙の了解が存在します。
ここでは、実印を最も大きくして、次に銀行印、認印という順番でコンパクトにしていくことが普通です。
そのため、実印は小さすぎない15ミリのものがよいと考えています。
次に、女性は男性よりも小さいものにする傾向があるためです。
繊細な女性的な印象をもたせられます。
さらに、手の小ささも関係しています。
あまりに大きすぎると持ちづらく押しにくいというデメリットがあるため小さいものが好まれています。
さらに、同じ名字を持つ夫婦間で似たような印鑑を持つ際には、サイズを変えることで見分けやすくなります。
そのため、大きすぎない15ミリがよいと言われております。
□まとめ
今回は女性が実印を作成する時に気をつけなければならないことについてご紹介してきました。
注意するべきこととして、
*名字が変わっても使いやすいようにしておくこと
*壊れにくい素材でつくること
*サイズは15ミリにすると使い勝手がよいということ
を挙げました。
ぜひ、ご紹介したことを参考にして実印を作ってみてください。
実印の作成などでお困りの方はお気軽に当印鑑市場サイトまでお問い合わせ下さい。
あなたに一番合った実印のご提供をさせていただきます。