2014.10.19カテゴリー:印鑑について
「印鑑制度は必要か不要」というようなものがありました。
世界的にもサインが主流であり、隣国でも印鑑制度が廃止されるという風潮の中、
パネラーの方が印鑑とは伝統文化であり、サインだけでは面倒さもあり、印鑑の利便性と、
サインと印鑑が2重にあることで、責任の重さもより感じ、重要な契約等にも印鑑は適しているということを言われておりました。
しかし、その一方で他のパネラーの方が言われていたように、簡単に印鑑が買え、偽造されるという危険もあることも確かな一面です。
その何故、簡単に印鑑が買え、偽造されるかとうことについてですが、
一番の問題は、特に認め印などの簡易な印鑑を特に激安の大量生産の印鑑店で買ってしまっている人が多いことです。
印鑑というのは、自らを証明する大事なアイデンティティーのようなものであり、また捺印することでそれが「鍵」のような役割を担います。
つまり、その「鍵」が簡単に複製が作れるようなものであってはならないのです。
そのような簡単に作れるような印鑑では、本来の印鑑の機能を十分に果たせません。
そのような簡単に作れる印鑑ではなく、この世に1本しかない偽造されにくい印鑑ばかりが流通するべきだという思いから、印鑑市場では元々、文字作成から仕上げまで手作業を入れ、丹精込めて行っておりましたが、
更に印鑑のオリジナル性を高めるために、この度「印鑑市場手書き文字館」をオープンさせました。
このような手書き文字印鑑が実印のみならず、全ての認め印でも使われることになると世間で思われているような印鑑の短所がなくなり、世界的にも見直されるのではないかと思っております。