2020.10.10カテゴリー:印鑑について
「社会人になって、契約の際に実印が求められるようになった」
「社会人になって、契約の際に実印が求められるようになった」
「実印を作る際にサイズは15ミリ以上をおすすめされた」
今回の記事はこのよう経験をされた男性必見です。
高額な取引の契約書には実印が必要なケースが多いです。
今回は当社が、実印を作る際の基礎知識と男性におすすめの実印サイズと書体についてご紹介します。
□男性が実印を作る際の基礎知識
まず、男性が初めて実印を作る際に知っておきたい点についてご説明します。
*実印とは何か
みなさまは、書類の内容確認をした際にハンコを押したり、サインを記入したりした経験はありますか。
郵便物の受け取りの際など、一度は経験があるかと思います。
これは、書類の内容に了承したという意味で使用されます。
しかし、この時、相手側にとってはそのハンコやサインは本当に本人が了承し、押したものかどうかわからないですよね。
些細な書類であれば、細かく気にする必要はないかもしれません。
しかし、これが高額取引の契約である場合、本人確認の必要性が高まります。
そこで使用するのが実印です。実印とは市役所などの自治体で登録された、公的に認められているハンコを指します。
実印として認めてもらうために、まず役所で印鑑登録をしましょう。
その後、印鑑証明を受け取り、正式に登録したハンコが実印として認められます。
*男性が実印を必要とするタイミング
実印は実際に使用しなければならないタイミングで作ればよいでしょう。
ただし、急に必要となったときのためにある程度の余裕を持って、作っておくと安心かもしれません。
多くの人は高校や大学を卒業し、社会人になったタイミングで作ります。
では、どのタイミングで実際に必要とするか見ていきましょう。
まずは、自動車を購入するタイミングです。
一概には言えませんが、若い方でも社会人になったタイミングで自動車の購入を検討される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
自動車を購入する際には実印と印鑑証明を必要とします。
ただし、軽自動車の購入では、実印と印鑑証明を必要としないため、ご注意ください。
また、自動車保険に加入する際も実印を必要とする場合があります。
次は結婚するタイミングです。
高校や大学を卒業後、すぐに結婚される方、そして20代のうちに結婚される方も多いでしょう。
結婚する際には、実印を必要とする場面が多くなります。
婚姻届の印鑑自体は実印である必要はないです。
しかし、結婚と同時に賃貸マンションの契約や自動車購入を検討される方もいらっしゃるでしょう。
確実に必要になる場面が訪れるため、結婚の際は実印の作成をおすすめします。
例外として専業主夫になる場合、実印は必要としません。
家庭内で収入面での柱となる人が実印を持っておくと便利でしょう。
□男性におすすめの実印のサイズと書体とは
実印を作る際は、国によって認められた規定に従う必要があります。
しかし、規定の範囲内であれば、サイズや書体などを選択できます。
男性にお勧めの実印のサイズと書体についてそれぞれご紹介します。
*男性におすすめの実印のサイズは
自治体によって差はありますが、朱肉を押した跡である印影が、8ミリより大きく、25ミリよりも小さい正方形に収まるサイズであるという規定が設けられている場合が多いです。
したがって、この規定の範囲内では自由にサイズを決められます。
女性の場合は15ミリ程度、男性の実印の場合は女性よりも大きめの15ミリ~18ミリのサイズが良いでしょう。
理由としては、男性の実印はフルネームを入れる場合が多く、大きい方が綺麗に仕上がる点と、女性より手のサイズが比較的大きい点が挙げられます。
また、実印のサイズは気持ちの大きさによって選ぶのもおすすめでしょう。
サイズが大きすぎると身分不相応であるとお考えの方は、男性用として15ミリで十分でしょう。
40代、50代など年を重ねても遜色のないものを選びたい場合は、16.5ミリ、18ミリを選ぶことをおすすめします。 新規事業をお考えの方や、経営者の方など、大きな目標を持っていらっしゃる方はさらに大きいサイズの21ミリや24ミリを選ばれる場合も多いです。
大きなサイズの実印は信頼感が増すというメリットがあります。
*男性におすすめの実印の書体
男性用の実印でおすすめの書体は篆書体(てんしょたい)と印相体(いんそうたい)です。
篆書体はある程度、複雑になっており印影に風格があります。
また、日本のお札の印にも使われている書体で多くの人が見たことのある書体でしょう。
印相体は篆書体をベースに作られており、篆書体よりもさらに複雑で偽造されにくく、セキュリティが万全な書体です。
また、開運効果があると言われているため、縁起の良い書体としても人気です。
このように男性にはセキュリティ性が高く、偽造されにくい書体が好まれるでしょう。
一点だけ注意していただきたいのは、印相体であまりにも複雑で、読めないと判断された場合、作り直さなくてはならない可能性があります。
確実でかつ、セキュリティ性の高い実印にしたい場合は、最初から篆書体で作るのをおすすめします。
□まとめ
実印を作る際の基礎知識と男性におすすめのサイズ、書体について知っていただけましたか。
実印を必要とするのは、人生において非常に重要な場面です。他人のものとすり替わってしまわないように、実印はなるべく個性的でセキュリティ性の高いものを作りましょう。