2014.7.17カテゴリー:印鑑について
お持ちの印鑑と同じ印鑑を作るということはできません。
もし、同じ印鑑が作れるのであれば、そこらじゅうで契約書等の偽造が多発してしまいます。
この世に1本しかない印鑑しか価値はありません。
刑法167条の「私印等偽造罪・私印等不正使用等罪」でも、彫刻印鑑の複製は禁じられておりますが、その理由は上記のとおり、複製がいくらでもできてしまうと、防犯性が損なわれてしまいます。
だからこそ、複製ができるという印鑑店は問題ですし、そのようなことができるということは、
完全に機械彫りのお店である可能性が高いということです。
それに対し、ゴム印やスタンプ等は彫刻印鑑ではないので、複製ができることもあります。
だからこそ、実印等の印鑑を登録するときに、ゴム印やスタンプ等では登録不可なのです。
激安店の機械彫り印鑑も同じ印鑑が出来る可能性があるという意味では、ゴム印やスタンプと同じと言えるかもわかりません。
もしも、自分が持っている実印や銀行印が簡単に同じものが作れるような世の中であれば、どうなるでしょうか。印鑑の存在意義がなくなり、印鑑証明や銀行口座の不正使用が絶えないでしょう。
本来は、法律で制限しなくても1本1本手作業の文字作り、仕上げをしていれば、複製をつくるのは困難です。もちろん当店「印鑑市場」はそのような作成で偽造されにくい印鑑作成に取り組んでおります。
しかしながら、最近ではその印鑑で重要な要素を満たしていない価格重視の印鑑店も少なからず存在しますので、よく吟味しましょう。
「印鑑通販危険!」