2018.7.10カテゴリー:印鑑について
「子供に印鑑を管理させて責任感を育てたい」
皆さんの中にはこのように考えている人もいるのではないでしょうか。
「でも、もしもの時が怖いし…」
確かに、実印や銀行印を預けて、紛失してしまった時のリスクは大きいです。
しかし、子供の時に失くすのと、大人になってから失くすのでは発生するリスクに大きな差が生じます。
子供のうちに印鑑をなくしてしまうことの恐ろしさをしっかりと伝えてみては、いかがでしょうか。
今回は、「子供に印鑑をあげよう」と考えている方に向けて、子供用印鑑の作成方法をお伝えします。
【子供にあげたいオススメの印鑑】
お子様に印鑑をあげる際は、素材を重視して作ってみてはいかがでしょうか。
印鑑には、多種多様な素材があり、人や用途によって、選び方も変化します。
皆さんのように、お子様に印鑑をあげたい場合は、見た目が煌びやかな印鑑を選んでみてはいかがでしょうか。
私たちが扱っている素材の中からだと、パールグラスが適しているでしょう。
大人の方が持っているような重厚感のある見た目より、華やかな見た目の印鑑の方がお子様も好まれるのではないでしょうか。
その上、紛失時も見つけやすくなります。
床の色と被る可能性はかなり低いため、時間をかけて探せば見つけられるでしょう。
また、他の素材と比べて価格が低く設定されているのもオススメする理由の1つです。
これから子供用の印鑑を作成される方は、パールグラスのような素材で作ってみてはいかがでしょうか。
【子供にあげるならどんな印鑑?】
お子様に印鑑をあげる場合、銀行印を作成してみてはいかがでしょうか。
皆様の中には、お子様の将来に向けて、銀行口座を作成し、貯蓄をしようと考えている方もいらっしゃるでしょう。
銀行口座を作成する際には、印鑑が必要ですし、お子様の名義の銀行印を登録しなければなりません。
これを機に、銀行印を作成してみてはいかがでしょうか。
続いて、どのような銀行印を作成するのかを見ていきましょう。
まずは印面についてです。
お子様にあげる印鑑の印面は、フルネームにしてみてはいかがでしょうか。
フルネームで作成することによって、誰の印鑑かを区別しやすくなります。
名字だけの印鑑だと、誰の印鑑かを見分けるのに時間がかかってしまうかもしれません。
その上、フルネームの印鑑にすることで、偽造される可能性を低くできます。
ただ、女の子の印鑑を作成する場合は、名前だけの印鑑を作成してみてはいかがでしょうか。
女性は結婚によって、名字が変わってしまうことがあります。
その場合、今までの印鑑は使えてなくなってしまい、新しい名前の印鑑が必要になってしまうのです。
以上の理由から、男の子なら「フルネーム」、女の子なら「名前だけ」の印鑑を作成してみてはいかがでしょうか。
次に、サイズです。
お子様用の銀行印だからと言って、サイズを小さくする必要はありません。
銀行によっては、既定のサイズから外れてしまうため、利用ができなくなってしまうかもしれませんよ。
そのため、男の子は「15.0mm」か「16.5,mm」、女の子は「13.5mm」か「15.0mm」の印鑑を作成してみてはいかがでしょうか。
【子供にあげる印鑑の注意点】
最後に、お子様に上げる印鑑の注意点をお伝えします。
お子様に兄弟がいらっしゃるご家庭では、兄弟で1つの印鑑を用いて管理しようと考えている方もいらっしゃるでしょう。
それはあまり好ましくありません。
その理由は2つあります。
1つ目は、セキュリティの観点からです。
複数人で1つの印鑑を共有していると、印鑑が破損したり、紛失したりした際に、銀行口座の再登録など、数多くの手続きが必要になってしまいます。
まだ紛失の場合は大変な思いをするだけで済みますが、盗難の場合はそうはいきません。
その印鑑を使用していたすべての人の人生に大きな影響を与えてしまいます。
複数の印鑑を購入するため、お金はどうしてもかかってしまいます。
しかし、万が一の場合に陥ってしまえば、それとは比にならないほどの損失が生まれてしまうのです。
1人に1つの印鑑をあげましょう。
2つ目は、成長につれて別々の印鑑を作成しなければならなくなるからです。
お子様が成長して、社会人として自立された際、複数人で印鑑を使用していた場合、下のお子様は自分で印鑑を作成し、印鑑登録の変更などを行わなければならなくなってしまいます。
社会人にもなれば喧嘩することはないでしょうが、ご兄弟のどちらかだけが不便な思いをするのは親として辛いですよね。
将来のことも考えて、お子様1人に1つの印鑑をあげましょう。
今回は、「子供に印鑑をあげよう」と考えている方に向けて、子供用銀行印の作成方法をご説明しました。
お子様の印鑑を作成される際は、親の好みよりもお子様の好みを優先してあげてください。
せっかく作った印鑑を使ってもらえないのは悲しいですよね。
お子様の好みを参考にしたり、一緒に素材を見たりして、いつまでも使ってもらえる印鑑にしませんか。