2022.3.15カテゴリー:印鑑について
「印鑑にはどんなデザインがあるの」
「印鑑を使う場面や素材選びについて知りたい」
このような疑問や要望をお持ちの方は少なくありません。
そこで今回は、印鑑の種類や必要になる場面、印鑑に対しての基礎知識や印鑑のデザイン・素材について紹介していきます。
□印鑑の種類や必要になる場面をご紹介!
印鑑の種類や必要となる場面について紹介します。
印鑑には、大きく分けて3つの種類があります。
そして、種類によって用途が変わってきます。
それでは、3つの印鑑について紹介していきます。
1つ目は、実印です。
この印鑑は、重要な役割を持っています。
実印は、自治体にて登録を行う必要があり、役所への届け出、そして、法的効力を持っています。
具体的な使用例としては、自動車や不動産購入・遺産相続などが挙げられます。
これらのような、印鑑証明書を必要とする場合に実印は使用されます。
2つ目は、銀行印です。
これは、金融機関との取引の際に必要な印鑑で、これを使用するためには金融機関に届け出を行う必要があります。
金融機関の取引として、口座開設や金銭の取引。引き落としなどの財産管理の際に必要となります。
3つ目は、認印です。
これは、日常的に使う印鑑のことです。
この印鑑は、登録や届け出をする必要がありません。
軽微な契約、申請書や申込書など、印鑑証明書を必要としない日常の契約や書類に使用します。
□印鑑に関する基礎知識についてご紹介!
今回は、印鑑の知識として知っておいてほしいことについて5つ紹介します。
1つ目は、印鑑の登録についてです。
どのような印鑑でも登録を行えるわけではないことを覚えておきましょう。
大きすぎるものや小さすぎるものは、登録できない可能性が高いです。
そして、材質によっても不可となる場合があるので注意が必要です。
2つ目は、作成可能な文字数についてです。
彫刻印鑑で文字作成をする場合、すべて手書きの文字でも作成可能です。
しかし、物理的に彫ることが可能な文字数に納めておく必要があります。
狭いスペースに詰め込みすぎてしまうと、線が細くなることや、彫刻が耐えられなくなってしまいます。
文字数に関しては、漢字やひらがななどの組み合わせによって異なってきます。
3つ目は、紛失してしまい、前と同じ印鑑が欲しい場合です。
通常、実印や銀行印で使用する彫刻印鑑については、同じものを作成することはできません。
そのため、紛失してしまった場合、新しいものを再度作り直す必要があります。
対して、ゴム印のようなものであれば、同じものをいくらでも作成できます。
実印や銀行印にゴム印のような複製が可能である印鑑が、使用できない理由がそこにあります。
4つ目は、印鑑の文字が何と書いてあるのかわかりづらい場合です。
この問題は、実印でよく見られます。
実印は、印相体という現代文字とは異なる形状の書体が好まれます。
そのため、印相体が読みづらいのは当然のことと言えます。
読みづらいからこそ、第三者が見ても何と書いてあるのか判断できません。
このことにより、防犯性が高まります。
5つ目は、同じ名称の印鑑でもお店によって、なぜ価格が異なるかについてです。
材質が微妙に違う場合もありますが、基本的に作成方法によって価格が変動します。
大量生産して安く売りに出すお店では、作成にかける時間や人員に対して増やすことはできません。
当社であれば、こだわりの文字作成からオプションで手書き文字でも作成可能です。
当社で、この世に1本だけの安全な印鑑を作ってみませんか。
□印鑑のデザインについてご紹介!
印鑑のデザインは、素材によって変わってきます。
そして、その素材のなかでも、デザインがさまざまです。
男性には、男らしさのある黒水牛がおすすめです。
また、女性であると琥珀のデザインが好きな方が多いかと思います。
樹脂系や木材は、種類が豊富なため自分の好きなデザインを見つけられるかもしれません。
□印鑑に使用されている素材についてご紹介!
印鑑の素材をおおまかに分類すると、4つに分けられます。
1つ目は、樹脂系です。
この素材で作られている印鑑は、認印と呼ばれるものです。
100円均一などでよく売られています。
特徴としては、ラクトやプラスチックのような安価な素材で作られているため、手軽に購入できることが挙げられます。
見た目もおしゃれなものが多いので、認印として最適です。
また、キャラクターものやアニメのコラボ商品もあるので、友人へのプレゼントなどにおすすめです。
2つ目は、木製です。
この材質の印鑑を購入する方が一般的で、印鑑というと木製を想像される方が多いと思います。
この、木製に分類されるものとして最も有名な素材は、柘(つげ)と呼ばれるものです。
木製の印鑑の特徴は、樹脂系と同様にたくさんの種類があります。
そして、価格と耐久性がモノによって異なるという点があります。
最安値のものは、外国産の柘の木材です。
東南アジアでは、柘の成長が速く、たくさん採れることから、比較的安価で販売されるようになりました。
また、最も有名なものは、本柘です。
これの代用として、柘が使われることが多いです。
他には、木材と樹脂を高圧加熱処理することで、耐久性を上げ、色付けを施された彩樺や楓などの材質もあります。
これらは樹脂を浸透させてから固めたものになるので、通常の木材よりも丈夫です。
木材の印鑑は、種類が豊富なためさまざまな用途で問題なく使用できます。
長年使用する実印や銀行印は、本柘以上の素材で作成することをおすすめします。
3つ目は、角や牙製です。
この素材は、黒く光沢のあるボディをもつ黒水牛が有名です。
特徴として、濡れたような漆黒の輝きを持っています。
他の種類には無い重厚感が魅力の印鑑です。
水牛の角の中でも、芯持ちと言われている角の中心部分は大変人気があります。
角や牙といった素材は、印鑑に使われる素材の中でも硬い部類に入ります。
そのため、実印や銀行印、さらには認印などにも最適です。
印鑑を使用した後、しっかりと朱肉を拭き取り、ケースに保管しておけば長く使用することが可能です。
4つ目は、金属です。
最近人気が高まっている印鑑です。
その中でも最も耐久性が高いと言われるのがチタン印鑑です。
金属の印鑑の特徴は、何と言ってもその硬さです。
他の素材と比較にならないほどの圧倒的な硬さと耐久性が備わっています。
摩擦による消耗もないため、100年程度の耐久性があると考えられています。
耐水性にも非常に優れており、海水に浸っても、さらに水洗いしても錆びることはありません。
そして、融点が1000度以上もあります。
これらの特徴を兼ね備えていることから、「最強の印鑑」と呼ばれています。
□印鑑の素材を選ぶポイントについてご紹介!
印鑑の素材を選ぶ際のポイントについて今回は2つ紹介します。
1つ目は、一般的な素材で選ぶのであれば、チタン印鑑がおすすめです。
この印鑑は、耐熱性や摩擦による消耗がなく、耐浸食性と強度に優れています。
また、金属アレルギーが発生する心配もないため、安心して使用できます。
2つ目は、エコな素材で選ぶなら玄武印鑑がおすすめです。
バーチ材とフェノールレジンという2種類の素材を高圧加熱処理することでつくられているのが玄武です。
ひび割れが少なく、木材よりも強度が数倍強いため耐久性にも優れています。
□まとめ
この記事では、印鑑の種類や必要になる場面、印鑑に対しての基礎知識や印鑑のデザイン・素材について紹介していきました。
今回ご紹介した内容が良い印鑑探しの参考になれば幸いです。
当社では、こだわりの手書き文字印鑑を販売しております。
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