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購入前に知っておきたい「手書き文字」について

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手書き文字とコンピューター文字の違い

手書き文字とコンピューター文字の違い

手書き文字は、バランスが良く文字の強弱がある「美しい文字」に仕上がります。
しかし最大の特徴は、
どこにでもある使い回しのコンピューター文字ではなく、
ご注文の度に一から書く文字なので、
完全にオリジナルのこの世に1本しかない
「偽造されにくい安全な文字」になるということです。

ほとんどの印鑑店は、手書き文字で作成することは技術的に困難なため、
同じような文字になりやすいコンピューター文字で作成しています。

昔の印鑑店はみんな手書き文字での作成でしたが、
PC等の発達により誰でも同じような文字を使い、
彫刻機さえあれば、簡単に安価で印鑑を作れるようになってしまいました。

実印や銀行印の重要印鑑ではほとんどの方が手書き文字での作成をご希望されますが、
認め印等でも日本の伝統文化とも言える、
「偽造されにくい手書き文字印鑑」での作成を強くお勧め致します。

20年保証の手書き文字印鑑を最安値で買うことができるのは、印鑑市場だけです。

ほとんどの方が、一生に1回しか実印などの重要印鑑は作りません。

「とりあえず、急ぐのでネットで買ったけど、
印鑑の仕上がりにこんなに違いがあるなんて知らなかった・・・・」

「もっとちゃんと選べば良かった・・・・」

というお声もたくさんいただき、当店で再作成されることも珍しくありません。

価格と品質に納得できる印鑑選びを!

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印鑑通販は印鑑市場 > ブログ > 印鑑について > 印鑑のおすすめの素材とは?種類と特徴・用途別選び方解説

印鑑市場 店長ブログ

印鑑のおすすめの素材とは?種類と特徴・用途別選び方解説

2025.1.15カテゴリー:印鑑について

印鑑のおすすめの素材とは?種類と特徴・用途別選び方解説

印鑑は、人生における重要なアイテムの一つです。
契約書や重要な書類への捺印など、様々な場面で使用されるため、素材選びには慎重さが求められます。
しかし、印鑑の素材は多岐に渡り、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあるため、初めて印鑑を作る方は迷ってしまうことも多いでしょう。
今回は、印鑑の素材の種類と特徴、用途に合わせた素材選びのポイントを分かりやすく解説することで、最適な印鑑選びをサポートします。
価格帯についても触れますが、具体的な金額は提示しません。

 

おすすめする印鑑の素材の種類と特徴

 

木材系素材

 

木材系素材は、古くから印鑑に使用されてきた伝統的な素材です。
代表的なものとして、柘(ツゲ)、黒檀、白檀、楓などがあります。
木材系素材は、温かみのある風合いと、木目による独特のデザイン性が特徴です。
特に薩摩本柘は、緻密な木目と耐久性から高級品として扱われています。
しかし、木材は乾燥や湿気の影響を受けやすく、経年変化によってひび割れや変形が生じる可能性があります。
また、捺印回数が多くなると摩耗しやすいため、頻繁に使用する印鑑には向かない場合があります。

 

動物系素材

 

動物系素材には、黒水牛、牛角、象牙などがあります。
黒水牛は、水牛の角を加工したもので、漆黒の色と光沢が特徴です。
耐久性が高く、高級感のある印鑑として人気があります。
牛角も水牛の角を加工した素材ですが、黒水牛と比べて色が薄く、模様も様々です。
象牙は、かつて高級印鑑の定番素材でしたが、現在はワシントン条約により規制されています。
動物系素材は、木材と比べて耐久性が高く、美しい印影を残せるというメリットがあります。
しかし、価格が高価なものが多く、希少価値の高い素材もあります。

 

金属系素材

 

金属系素材の代表格はチタンです。
チタンは、軽くて丈夫、耐食性・耐摩耗性に優れているため、印鑑素材として非常に適しています。
また、金属アレルギーの心配も少ないため、多くの方に安心して使用できます。
さらに、美しい光沢と洗練されたデザインも魅力です。
チタンは、耐久性と捺印性の両方を求める方におすすめの素材です。
他の金属素材としては、アルミなども使用されますが、チタンに比べると耐久性やデザイン性に劣るため、印鑑としてはあまり使用されません。

 

樹脂系素材

 

樹脂系素材は、人工的に作られた素材で、様々な種類があります。
代表的なものとして、琥珀(人工樹脂で固めたもの)、彩樺などがあります。
樹脂系素材は、木材や動物系素材と比べて価格が安価であることがメリットです。
また、耐久性やデザイン性も比較的優れており、近年人気が高まっています。
彩樺は、木材と樹脂を組み合わせたエコ素材で、独特の木目が特徴です。
耐久性が高く、環境にも配慮した素材として注目されています。

 

印鑑の素材の用途別選び方おすすめガイド

 

実印に最適な素材

 

実印は、重要な契約や手続きで使用される印鑑です。
そのため、耐久性と信頼性が最も重要です。
チタン、黒水牛、薩摩本柘などは、耐久性が高く、美しい印影を残せるため、実印に最適な素材と言えます。
特にチタンは、その高い耐久性と耐摩耗性から、実印に多く選ばれています。

 

銀行印に向く素材

 

銀行印は、金融機関への登録印として使用されます。
そのため、耐久性だけでなく、偽造されにくい素材を選ぶことが重要です。
黒水牛やチタンは、耐久性が高く、偽造されにくい素材として適しています。
また、銀行印は頻繁に使用されるわけではないので、木材系素材でも十分に実用可能です。

 

認印に適した素材

 

認印は、日常的に使用される印鑑です。
そのため、耐久性だけでなく、価格も重要な要素となります。
木材系素材、特に薩摩本柘は、価格が手頃で、耐久性もそこそこあるため、認印に適した素材と言えます。
また、樹脂系素材の彩樺も、価格が安く、耐久性も高いので、認印に適しています。

 

会社印に適した素材

 

会社印は、会社の代表として使用される印鑑です。
そのため、耐久性と高級感が求められます。
チタンは、その高い耐久性と高級感から、会社印に最適な素材と言えます。
また、黒水牛も、耐久性が高く、高級感のある素材として適しています。

 

印鑑の素材選びのおすすめポイント徹底解説

 

耐久性と耐摩耗性

 

印鑑は日常的に使用する場面が多いため、素材選びにおいて耐久性と耐摩耗性を考慮することが非常に重要です。
例えば、チタン製の印鑑は金属ならではの高い硬度を持ち、衝撃や摩耗に強いため、頻繁に使用する方にとって最適な選択肢です。
特に、長期間にわたり変形や劣化の心配が少ない点が評価されています。
一方、黒水牛や薩摩本柘などの天然素材も高い耐久性を誇り、適切なメンテナンスを行うことで長持ちします。
黒水牛は、弾力性と密度が高いため割れにくく、比較的硬い素材として人気です。
薩摩本柘は、木材の中でも特に緻密な繊維構造を持ち、耐久性と彫刻のしやすさを両立した素材として知られています。
ただし、天然素材は保管状況によって劣化の速度が変わるため、直射日光や高温多湿を避けて保管することが求められます。

 

捺印性と印影の美しさ

 

捺印性は、印鑑を押したときの印影の鮮明さや均一さを表す重要な要素です。
どんなに見た目が良い印鑑でも、押印の際に印影がかすれたりムラが生じるようでは信頼性を損なう可能性があります。
その点、チタンは硬く均一な表面を持ち、精密な彫刻が可能なため、非常に鮮明で美しい印影を実現できます。
また、押印の際に余分な力を加える必要がなく、手軽にきれいな仕上がりを得られることも特徴です。
黒水牛や薩摩本柘も、適度な硬さと密度があるため、なめらかな印影が期待できる素材です。
特に薩摩本柘は繊細な彫刻が可能で、伝統的な和の雰囲気を感じさせる美しい印影を生み出します。
使用する朱肉の種類や押印の力加減によっても仕上がりが異なるため、自分の用途に合った素材を選ぶことが大切です。

 

デザイン性と個性の表現

 

印鑑は実用品であると同時に、自分らしさを表現するアイテムでもあります。
素材によるデザインの違いを理解し、個性を活かした選び方をすることができます。
木材系素材の印鑑、例えば薩摩本柘や玄武木などは、天然木の持つ独特の木目がそれぞれ異なるため、世界に一つだけのデザインとして愛着が湧きます。
また、金属系素材の印鑑は、スタイリッシュなデザインが特徴で、現代的な雰囲気を求める方に適しています。
特に、チタン製の印鑑は、光沢感やカラーバリエーションが豊富で、シンプルながらも洗練された印象を与えます。
一方、樹脂系素材の印鑑は、カジュアルなデザインが多く、色や形状を自由に選べる点が魅力です。
多彩なカラーバリエーションやキャラクター付きのデザインもあり、個性を表現しやすいアイテムとして人気です。
特別な機会に合わせてデザイン性を重視するか、普段使いに適したシンプルなものを選ぶか、使用目的に応じた素材選びが重要です。

 

価格と予算

 

印鑑の価格は、素材によって大きく異なるため、予算を踏まえた選択が求められます。
チタンや象牙などの高級素材は、耐久性やデザイン性に優れる反面、価格が高めです。
特に象牙は希少性が高く、美しい仕上がりが得られるため高価ですが、長く使えることを考えると良い投資といえるでしょう。
一方、黒水牛や薩摩本柘などの天然素材は、高級感を持ちながらも比較的手頃な価格で手に入る点が魅力です。
また、樹脂系素材はもっとも安価な選択肢で、日常的に気軽に使いたい方に適しています。
最近では、価格と品質のバランスが取れたコストパフォーマンスの良い製品も増えているため、予算内で最適な素材とデザインを見つけることが可能です。
また、長期間の使用を考える場合、少し高価でも耐久性やメンテナンスのしやすさを重視することで、結果的に満足度の高い選択となるでしょう。

 

まとめ

 

今回は、印鑑の素材選びについて、木材系、動物系、金属系、樹脂系の4つの素材をそれぞれ解説しました。
耐久性、捺印性、デザイン性、価格といった様々な観点から検討することで、ぴったりの印鑑を見つけることができるでしょう。
素材比較表も参考に、一生ものの印鑑選びにお役立てください。
今回ご紹介した情報は、あくまでも一般的なものです。
最終的な判断は、ご自身の用途や好みを考慮して行うようにしてください。

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印鑑の知識

  • ■印鑑登録について

    どんな印鑑でも印鑑登録をして実印として使えるわけではありません。大きすぎる印鑑や小さすぎる印鑑もNGですし、材質によっても不可となる場合があります。詳しくはこちら

  • ■作成可能な文字数について

    基本的に印鑑市場手書き文字館では作成する彫刻印鑑の文字は全て手書き文字で作成するため、物理的に可能な文字数であれば、どのような文字でも書くことができます。
    但し、狭いスペースに詰め込み過ぎると線が細くなりすぎたりして、彫刻に耐えれなくなります。
    文字数は漢字やひらがななど組み合わせる文字によって異なります。

  • ■紛失したので前と同じ印鑑が欲しい場合

    実印や銀行印に使う彫刻印鑑は、同じものを作ることはできません。
    そのため紛失した際は、新しい印鑑を作り必ず再登録の必要があります。
    実印や銀行印にゴム印等の同じものがいくらでもできるような印鑑が登録不可の理由はそこにあります。

  • ■印鑑の文字が何と書いてあるか読みにくい

    特に実印では「印相体」という現代文字と一見異なる形状を持つ書体が好まれますが、特に印相体が読みにくいのは当然です。
    読みにくいからこそ、印影を第3者が見ても一目で何と書いてあるか判りにくく、防犯性に優れていると言われています。

  • ■同じ名称の印鑑でもお店によって、どうして価格が違うの?

    それは、材質も微妙に異なる場合もありますが、基本的には作成方式によって価格は異なるからです。
    大量生産の激安店では、作成にかける時間や人員を割くことができません。
    印鑑市場手書き文字館では少々価格は高くなりますが、文字の作成から手書き文字で作成し、美しい文字でこの世に1本だけの安全な印鑑を作ることに努めています。

会社用印鑑

印鑑の知識

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    但し、狭いスペースに詰め込み過ぎると線が細くなりすぎたりして、彫刻に耐えれなくなります。
    文字数は漢字やひらがななど組み合わせる文字によって異なります。

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    実印や銀行印に使う彫刻印鑑は、同じものを作ることはできません。
    そのため紛失した際は、新しい印鑑を作り必ず再登録の必要があります。
    実印や銀行印にゴム印等の同じものがいくらでもできるような印鑑が登録不可の理由はそこにあります。

  • ■印鑑の文字が何と書いてあるか読みにくい

    特に実印では「印相体」という現代文字と一見異なる形状を持つ書体が好まれますが、特に印相体が読みにくいのは当然です。
    読みにくいからこそ、印影を第3者が見ても一目で何と書いてあるか判りにくく、防犯性に優れていると言われています。

  • ■同じ名称の印鑑でもお店によって、どうして価格が違うの?

    それは、材質も微妙に異なる場合もありますが、基本的には作成方式によって価格は異なるからです。
    大量生産の激安店では、作成にかける時間や人員を割くことができません。
    印鑑市場手書き文字館では少々価格は高くなりますが、文字の作成から手書き文字で作成し、美しい文字でこの世に1本だけの安全な印鑑を作ることに努めています。