2022.9.30カテゴリー:印鑑について
この記事をご覧の皆さんは
「印鑑の名前は下の名前か苗字かどっちが良いのだろう」「印鑑の登録手順について詳しく知りたい」
このようなお悩みを抱えているかもしれません。
そこで、今回は印鑑の名前についてと、登録手順について解説します。
※検討している印鑑通販店があれば「手書き文字で作成可能ですか?」と聞いてみてください。
手書き文字で作成可能な店舗は技術が低い量販店ではありません。
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□実印を作るときのポイントを解説!
実印は公的に認められているハンコなので、登録する際には守るべき規定があります。
ここでは作成する際のポイントについて解説しますので参考にしてください。
1つ目は印影の大きさです。
印影とは朱肉の跡のことですが、市町村によって差があり、8mmから25mmと幅が広いです。
2つ目は印影の形についてです。
よく見受けられる、押したときに円形となるハンコが一般的ですが、楕円形や角形の物もあります。
ただ輪郭がないようなハンコは正確な印影が残せない、または偽造される危険性があるため認められていません。
市町村によって認められている形は異なるので、十分に注意するようにしましょう。
3つ目は刻印内容の規定です。
ハンコに刻まれる文字には規定があり、戸籍にある名前を刻む必要があります。
例えばフルネームや姓名のどちらか一方、または姓名の頭文字を組み合わせたものなどが認められています。
一方で氏名以外のものが刻印されているものは登録できません。
例えば旧姓や肩書や職業名などが入ったもの、イラスト、文字が白く浮かぶ逆彫りなどは使用不可です。
以上にあげたポイント以外にも様々な規定があるのでまとめてご紹介します。
・実印は1人1つまで
・家族間で使いまわしができる
・ゴム印やスタンプなどは使用不可
・三文判や100円均一のハンコ
三文判は大量生産されたハンコのことで、印影が同じものが多く存在し盗難などの被害にあいやすいという観点から使用不可とする役所が多いです。
□女性の印鑑をつくるときの名前について解説!
印鑑を作るときにどのように名前を彫ってもらえれば良いか分からないと悩まれる女性の方も多いでしょう。
特に結婚されている場合はフルネームか名前のみかで迷いますよね。
ここではそのような悩みを抱える方に向けて刻印する名前について解説します。
まず名前のみの横文字の場合は安定や守護を願うという意味が込められています。
横書きはお金が縦に流れないようにということで、金運や蓄財運などの意味があるのです。
人生や生活が穏やかであるようにという願いが込められています。
※このような謂れもありますが、当店では特に重視しておりません。方向は自由です。
この名前のみの印鑑は実印や銀行印として利用できます。
実印は印鑑登録が必要ですが、フルネーム、苗字のみ、名前のみの3通りで登録可能です。
名前のみのメリットは結婚などで姓が変わっても変わらず利用できることです。
一度作ったものを長持ちさせたい場合は名前のみの印鑑をおすすめします。
一方フルネームの実印は、社会的立場を考慮する必要がないので、一家の大黒柱的存在だったり起業や会社での役職についていたりする場合はフルネームが最適でしょう。
先ほども触れたように、銀行印の場合でも名前のみはおすすめです。
結婚して姓が変わることも想定して名前のみの印鑑を事前に作っておくと後々変更しなくて済みます。
また家庭用と個人用で区別したいときにも名前のみはおすすめです。
□銀行印の名前についての多い質問に答えます!
次に銀行印の名前についてよくある質問に答えていきます。
疑問点を払拭しますので、印鑑に関して疑問がある方はぜひ参考にしてくださいね。
1つ目は名前は横書きか、縦書きかについての質問です。
先ほども少し触れましたが、銀行印を作成する場合は縦向きでも横向きでもどちらでも問題ありません。
一般的には漢字で縦書きで記述することが多いので、縦書きの印鑑をよく見ると思います。
しかし銀行印は横書きでさらに名前のみで作成する方も多く、その理由としては横書きの方が金運がアップするといわれているからです。
もちろん古い言い伝えなので本当かどうかは分からないですが、銀行印はお金に関する印鑑なので参考にしても良いかもしれません。
また横書きにすると縦書きの実印や認印と区別がつきやすいという実用的な意味でメリットもあります。
一方、法人銀行印の場合は個人の銀行印とは違って名前は必要ありません。
会社の名前と銀行之印という文字のみで大丈夫です。
2つ目は印面に入る文字が1文字や3文字の場合はどうすれば良いかという質問です。
1文字や3文字の場合は印面のバランスがとりにくく、見栄えが悪いと感じることもあると思います。
そのようなときは以下のような対策をとることをおすすめします。
・名前の後に印や之印を入れる
・デザインを工夫してバランスを取る
例えば苗字が2文字で名前が1文字の場合、フルネームで作成すると名前の部分に余白ができますよね。
この場合は印や之印という文字を入れると良いでしょう。
名前以外の文字が入っていても印鑑としては使えるので安心してください。
デザインについてですが書体や文字のデザインを工夫して名前のバランスをとることも可能です。
銀行印の中には注文する名前に沿って印面のデザインを調整するサービスもあります。
以上がバランスが悪かった時の対処方法です。
注文時に、要望をしっかりと伝えて作成してもらうようにしましょう。
3つ目は漢字以外でも大丈夫かどうかという質問です。
結論、名前はひらがな、英語でも大丈夫です。
本名がひらがなの場合はもちろんのこと、漢字をひらがなにして登録することも可能です。
実印は本名をそのまま刻印する必要がありますが、銀行印の場合は比較的緩いという特徴があります。
もちろん金融機関によっても異なるので、気になる場合は機関に確認を取ったうえで作成するようにしましょう。
また英語やアルファベットでの作成も可能なので名前が英語の場合も銀行印を作成できます。
ちなみに実印は外国人登録減表に登録された表記の物しか認められていないので、注意しましょう。
□印鑑の登録手順とは?
最後に登録手順の3つのパターンをご紹介します。
1つ目は本人が窓口に行けて、また身分証を持っている場合です。
この場合は必要事項を記入し、備え付けの申請書を窓口に提出します。
またマイナンバーカードを印鑑登録証にしたい場合はマイナンバーカードも必要となるので忘れずに持参するようにしましょう。
このパターンの場合は、申請した日に登録が完了される状態になります。
2つ目は本人が窓口に行けるが身分証を持っていない場合です。
保証人がいる場合は本人の実印用のハンコと本人確認書類、保証人の実印と印鑑証明書を持って行ってください。
次に申請書に記入し、保証人に署名と押印をしてもらって窓口に提出してください。
この場合も申請した日に登録が完了となります。
もし保証人がいない場合は窓口に2回出向く必要があります。
1回目は役所の窓口に必要事項を記入した後、備え付けの申請書を提出してください。
この時は実印用のハンコと確認書類を必ず持参するようにしましょう。
2回目には記入した照会書を窓口に提出してください。
以上で登録が完了となります。
以上が印鑑登録の流れについてでした。
ご自身の条件によって手順が変わってくるので、注意するようにしましょう。
※必ず印鑑登録が可能な文字品質で印鑑作成!
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□まとめ
この記事では、印鑑に彫刻する名前について解説しました。
またその他にも作成する際に意識したいポイントや登録手順についてもまとめて解説したので、作成時に不安に思うことがありましたらぜひ参考にしてくださいね。
この記事を印鑑づくりの参考にしていただけると幸いです。