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購入前に知っておきたい「手書き文字」について

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手書き文字とコンピューター文字の違い

手書き文字とコンピューター文字の違い

手書き文字は、バランスが良く文字の強弱がある「美しい文字」に仕上がります。
しかし最大の特徴は、
どこにでもある使い回しのコンピューター文字ではなく、
ご注文の度に一から書く文字なので、
完全にオリジナルのこの世に1本しかない
「偽造されにくい安全な文字」になるということです。

ほとんどの印鑑店は、手書き文字で作成することは技術的に困難なため、
同じような文字になりやすいコンピューター文字で作成しています。

昔の印鑑店はみんな手書き文字での作成でしたが、
PC等の発達により誰でも同じような文字を使い、
彫刻機さえあれば、簡単に安価で印鑑を作れるようになってしまいました。

実印や銀行印の重要印鑑ではほとんどの方が手書き文字での作成をご希望されますが、
認め印等でも日本の伝統文化とも言える、
「偽造されにくい手書き文字印鑑」での作成を強くお勧め致します。

20年保証の手書き文字印鑑を最安値で買うことができるのは、印鑑市場だけです。

ほとんどの方が、一生に1回しか実印などの重要印鑑は作りません。

「とりあえず、急ぐのでネットで買ったけど、
印鑑の仕上がりにこんなに違いがあるなんて知らなかった・・・・」

「もっとちゃんと選べば良かった・・・・」

というお声もたくさんいただき、当店で再作成されることも珍しくありません。

価格と品質に納得できる印鑑選びを!

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印鑑通販は印鑑市場 > ブログ > 印鑑について > 印鑑の彫り直しとは?欠けた実印を復活させる方法と注意点

印鑑市場 店長ブログ

印鑑の彫り直しとは?欠けた実印を復活させる方法と注意点

2024.10.1カテゴリー:印鑑について

印鑑の彫り直しとは?欠けた実印を復活させる方法と注意点印鑑の彫り直しとは?欠けた実印を復活させる方法と注意点

 

大切な印鑑、ずっと大切にしたいですよね。
でも、長い年月を経て、どうしても傷や欠けはつきものです。
特に実印や銀行印など、重要な書類に使う印鑑は、大切な財産。
せっかくの印鑑が欠けてしまったときは、どうすればいいのか悩んでしまいますよね。
「もう使えないから捨ててしまおうかな…」
そう思った方もいるかもしれません。
 
実は、欠けてしまった印鑑を、新品同様に蘇らせる方法があるのです。
それが、印鑑の「彫り直し」です。
この記事では、印鑑の彫り直しについて、その方法や注意点、そしてショップ選びのポイントまで解説します。
 

□印鑑の彫り直しとは?

 
印鑑の彫り直しとは、文字通り、欠けてしまった印鑑の印面を削り、新たに文字を彫刻することで、印鑑を復活させる方法のことです。
まるで、古くなった彫刻を修復するようなイメージですね。
 
1:経済的な選択肢
 
特に、象牙や水牛角など、希少な素材でできた印鑑は、新しく買い替えるよりも、彫り直しをした方が経済的です。
これらの素材は、近年、価格が高騰しているため、新品で購入するのは、かなりの費用がかかってしまいます。
たとえば、象牙製の印鑑の場合、大きさや彫刻の複雑さにもよりますが、新品で数万円から数十万円かかることも珍しくありません。
 
一方、彫り直しであれば、素材の価値がそのまま活かせるため、新品で購入するよりも大幅に費用を抑えられます。
また、水牛角製の印鑑も、近年では、品質の良いものが高価になってきており、新品で購入すると数万円から十数万円かかることも。
 
彫り直しであれば、これらの高価な素材を活かしながら、比較的リーズナブルに印鑑を復活させることができます。
 
2:思い出の印鑑を蘇らせる
 
贈り物でもらった印鑑や、長年愛用してきた印鑑など、思い出の詰まった印鑑は、新しいものでは代えがたいものですよね。
そんな大切な印鑑を、彫り直しによって蘇らせられるのは、大きな魅力です。
 
3:印影の変化に注意
 
ただし、印鑑の彫り直しには、いくつか注意点があります。
まず、印面を削るため、元の印影と全く同じにはならないということです。
彫り直しの際には、印面を平らにする作業(面訂)を行うため、どうしても印影が少し変わってしまうのです。
 
そのため、実印や銀行印など、登録済みの印鑑を彫り直す場合は、役所や銀行で印鑑登録の変更手続きが必要になります。
具体的には、印鑑のサイズや文字のバランス、線の太さなどが、元の印影と微妙に異なる場合があります。
 

□印鑑を彫り直す方法

 
印鑑の彫り直しは、専門の会社に依頼します。
会社によって、作業工程や料金は異なりますが、基本的には以下の手順で行われます。
 
1:印鑑の状態確認
 
まずは、会社に印鑑の状態を見てもらい、彫り直しが可能かどうかを確認します。
ひび割れや破損が酷い場合は、彫り直しできないこともあります。
印鑑の状態確認では、主に以下の点がチェックされます。
 
・欠けの大きさや深さ
・ひび割れの有無
・印材の材質
・印鑑全体の摩耗状況
 
これらの状態を総合的に判断し、彫り直しが可能かどうか、また、どの程度の作業が必要なのかを判断します。
 
2:面訂作業
 
彫り直しの工程で最も重要なのが、この「面訂」という作業です。
面訂とは、印鑑の印面を削り、平らにする作業のこと。
欠けた部分を削り、新しい印影を彫るための準備段階です。
面訂作業は、熟練の職人が手作業で行うことが一般的です。
印鑑の素材や欠けの状況によって、作業時間は異なりますが、数日から数週間かかる場合もあります。
 
3:印影のデザイン決定
 
面訂が終わったら、新しい印影のデザインを決定します。
元の印影を参考に、修正したり、新たにデザインを依頼したりすることも可能です。
印影のデザインは、お客様の要望を最大限に反映するように、会社と相談しながら決めていきます。
元の印影を忠実に再現したい場合もあれば、少し修正を加えて、より洗練されたデザインにしたい場合もあるでしょう。
また、印鑑の素材や用途、個人の好みなども考慮して、デザインを決めることが重要です。
 
4:彫刻作業
 
デザインが決まったら、いよいよ彫刻作業です。
熟練の職人が、丁寧に文字を彫刻していきます。
彫刻には、伝統的な手彫りによる方法と、最新の機械による方法があります。
手彫りによる彫刻は、職人の技術によって、繊細で美しい印影を表現できます。
 
5:仕上げ
 
彫刻が終わったら、研磨や仕上げを行い、印鑑を完成させます。
仕上げ作業では、彫刻された文字の表面を滑らかに研磨し、印鑑全体の美観を整えます。
また、印材の種類や用途に応じて、適切なコーティングを施すこともあります。
コーティングをすることで、印鑑の表面を保護し、傷や汚れを防ぐ効果があります。
 

□印鑑彫り直しをする際の注意点

 
印鑑の彫り直しは、大切な印鑑を復活させる方法ですが、いくつかの注意点があります。
 
1:印鑑登録の変更手続き
 
実印や銀行印など、登録済みの印鑑を彫り直す場合は、印鑑登録の変更手続きが必要になります。
手続き方法は、市区町村によって異なりますので、事前に確認しておきましょう。
また、変更手続きには、時間がかかる場合もありますので、余裕を持って手続きを進めるようにしましょう。
印鑑登録の変更手続きには、以下の書類が必要になります。
 
・印鑑登録証明書
・申請書
・身分証明書
・新しい印鑑
 
これらの書類を揃えて、市区町村の窓口に提出します。
手続きには、数週間から数ヶ月かかる場合もありますので、時間に余裕を持って手続きを進めましょう。
 
2:ひび割れの可能性
 
印鑑は、経年劣化によって、内部にひびが入っている場合があります。
状態確認時には大丈夫でも、彫り直しの作業中に、衝撃でひび割れてしまう可能性もあります。
 
特に、象牙や水牛角など、硬い素材の印鑑は、ひび割れのリスクが高いので注意が必要です。
印鑑の内部にひびが入っている場合、彫り直し作業によって、ひびが拡大したり、新たなひび割れが発生したりする可能性があります。
このような場合、印鑑が破損してしまう可能性も考えられます。
そのため、彫り直しを依頼する前に、印鑑の状態をしっかり確認することが大切です。
 

□印鑑彫り直しのショップ選びのポイント

 
大切な印鑑を預けるのですから、信頼できるショップを選ぶことが大切です。
では、具体的にどのような点に注目すれば良いのでしょうか。
 
1:実績と技術力
 
まずは、実績と技術力です。
多くの印鑑を彫り直してきた実績がある会社を選びましょう。
ホームページや口コミなどで、評判を調べるのも有効です。
また、実際に店舗を訪れて、職人の技術力や設備などを確認することも良いでしょう。
実績が豊富な会社は、これまで多くの印鑑を彫り直し、お客様のニーズに対応してきた経験があります。
 
そのため、印鑑の状態やお客様の要望を理解した上で、適切な彫り直しを行ってくれる可能性が高いでしょう。
また、技術力が高い会社は、熟練の職人が在籍し、繊細な彫刻技術を駆使して、美しい印影を表現できます。
 
2:対応の良さ
 
印鑑の彫り直しは、大切な印鑑を預ける作業です。
そのため、ショップの対応の良さは重要なポイントです。
電話やメールでの問い合わせに対する対応や、説明の丁寧さ、質問への回答など、総合的に判断しましょう。
 
対応が良いショップは、お客様の気持ちに寄り添い、丁寧な説明と対応をしてくれます。
印鑑の状態や彫り直しの方法、注意点などを分かりやすく説明してくれるので、安心して依頼できます。
 
3:保証
 
彫り直し後の保証があるかどうかを確認しましょう。
万が一、彫り直し後に問題が発生した場合でも、安心できるよう、保証がある方がおすすめです。
保証内容には、以下のものがあります。
 
・彫り直し後の印影の保証
・印材の破損に対する保証
・彫り直し後の不具合に対する保証
 
保証期間は、ショップによって異なりますので、事前に確認しましょう。
 

□まとめ

 
印鑑の彫り直しは、大切な印鑑を蘇らせられる方法です。
しかし、印鑑登録の変更手続きや、ひび割れの可能性など、注意点もいくつかあります。
信頼できるショップを選び、慎重に依頼することが大切です。
この記事では、印鑑の彫り直しについて、その方法や注意点、そしてショップ選びのポイントを紹介しました。
大切な印鑑を長く大切にしたい方は、ぜひ今回の内容を参考にして、適切な方法で印鑑を復活させてみてくださいね。
 

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印鑑の知識

  • ■印鑑登録について

    どんな印鑑でも印鑑登録をして実印として使えるわけではありません。大きすぎる印鑑や小さすぎる印鑑もNGですし、材質によっても不可となる場合があります。詳しくはこちら

  • ■作成可能な文字数について

    基本的に印鑑市場手書き文字館では作成する彫刻印鑑の文字は全て手書き文字で作成するため、物理的に可能な文字数であれば、どのような文字でも書くことができます。
    但し、狭いスペースに詰め込み過ぎると線が細くなりすぎたりして、彫刻に耐えれなくなります。
    文字数は漢字やひらがななど組み合わせる文字によって異なります。

  • ■紛失したので前と同じ印鑑が欲しい場合

    実印や銀行印に使う彫刻印鑑は、同じものを作ることはできません。
    そのため紛失した際は、新しい印鑑を作り必ず再登録の必要があります。
    実印や銀行印にゴム印等の同じものがいくらでもできるような印鑑が登録不可の理由はそこにあります。

  • ■印鑑の文字が何と書いてあるか読みにくい

    特に実印では「印相体」という現代文字と一見異なる形状を持つ書体が好まれますが、特に印相体が読みにくいのは当然です。
    読みにくいからこそ、印影を第3者が見ても一目で何と書いてあるか判りにくく、防犯性に優れていると言われています。

  • ■同じ名称の印鑑でもお店によって、どうして価格が違うの?

    それは、材質も微妙に異なる場合もありますが、基本的には作成方式によって価格は異なるからです。
    大量生産の激安店では、作成にかける時間や人員を割くことができません。
    印鑑市場手書き文字館では少々価格は高くなりますが、文字の作成から手書き文字で作成し、美しい文字でこの世に1本だけの安全な印鑑を作ることに努めています。

会社用印鑑

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