2018.7.5カテゴリー:印鑑について
銀行の口座を開設にするには、印鑑が必要です。
勿論、どんな印鑑でもいいわけではありません。
急いでいるからと言って、適当な印鑑を銀行印として登録してしまうと、他の人にあなたの口座を使われてしまうかもしれませんよ。
そのような事態に陥らないためにも、この記事を参考に、一生使い続けられる銀行印を作成しませんか。
今回は、銀行印の作り方をお伝えします。
【なんで銀行印をつくなんくちゃいけないの?】
「他の用途で使っている印鑑を銀行印として使っちゃいけないの?」
皆さんの中には、このように思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
正直な話、使おうと思えば使うことができます。
「銀行印」という明確な区別がされた印鑑が存在しているわけではないため、どんな印鑑でも銀行印として使用することができるのです。
ただ、それはセキュリティの面でオススメできません。
銀行印とは、冒頭にもお伝えしたように、あなたの銀行口座を管理している印鑑なのです。
もし、銀行印を他の用途の印鑑と併用していて、その際に印面を見られたり、悪用されたりしてしまえば、その人にあなたの口座を利用されてしまいます。
「厳重に管理すれば大丈夫でしょ」と思われるかもしれませんが、悪用する人は想像を上回る方法であなたに近づきます。
しっかりと銀行印専用の印鑑を作成し、厳重な管理をするように心がけてください。
【じゃあ、どんな印鑑を作ればいいの?】
続いて、どんな銀行印を作成すればいいかを見ていきましょう。
銀行印を作成する場合は次の2点を意識してください。
1つ目は、複製が難しい印面にすることです。
これは先ほども述べたように、セキュリティの観点からです。
最近では技術の発達によって、キャッシュカードがあればATMからお金を預け入れたり、引き出したりすることができるようになりました。
ただ、お金を引き出せる方法はそれだけではありません。
口座情報と銀行印があれば、銀行の窓口からお金を引き出せるのです。
銀行印というのは、口座の開設だけに使う印鑑ではありません。
あなたという存在を銀行に証明するための印鑑なのです。
このことを頭に入れて、万が一の時にも、複製できない印鑑を作成してみてはいかがでしょうか。
2つ目は、丈夫な素材で印鑑を作成することです。
不慮の事故によって、印面が欠けてしまえば、その印鑑は使えなくなってしまいます。
その場合、銀行に足を運んで、新しい銀行印を登録しなければならないのです。
何度も足を運べるような余裕がある人はほとんどいないでしょう。
銀行印を作る機会はそう多くはないはずです。
一回一回を慎重に、銀行印を選んでください。
【銀行印の印面】
銀行印の印面は男性と女性で文字を変える事をオススメします。
まずは男性の印面から見ていきましょう。
男性が持つ銀行印の印面はフルネームにしてみてはいかがでしょうか。
フルネームの印鑑にすることで、偽造されにくくなります。
普通に生活していたらあまり気にならないかもしれませんが、もしもの際に大きな効果をもたらしてくれるのです。
一般的に印鑑には名字だけを掘ることが多いですよね。
しかし、それだと、他の印鑑やご家族の印鑑と混同してしまい、必要な時にスグに銀行に向かうことができなくなってしまいます。
フルネームの印鑑を用意して、他の人には使えないように、自分が使えるときに使えるようにしましょう。
続いて、女性の印面です。
女性が持つ銀行印の印面は名前だけにしてみてはいかがでしょうか。
その理由としては、結婚による名字の変更があげられます。
フルネームの印鑑や旧姓の頃に登録した名字だけの印鑑を銀行印としていた場合、姓が変わった際に銀行印の変更手続きを行わなければなりません。
結婚の際にはそれ以外にも様々な準備が必要になるだけでなく、お金も必要ですよね。
銀行印が違うと、それらの準備が滞ってしまうかもしれませんよ。
名字だけの印鑑で、幸せな時間を少しでも長く過ごせるようにしませんか。
【銀行印の書体】
銀行印の書体としては、次の2つがオススメです。
・篆書体
篆書体は中国で昔から印鑑用の書体として使われています。
どのような書体か気になった方は、財布からお札を取り出してみてください。
そこに押されている印影が篆書体です。
見てもらうとわかるように、何が書いてあるかわかりづらいですよね。
そのため、防犯効果も備えているのです。
どの書体にしようか迷った際は、篆書体を基準に選んでみてはいかがでしょうか。
・印相体(吉相体)
印相体も篆書体と同じように、偽造しにくい特徴があります。
篆書体との違いとしては、開運の効果があるといわれていることです。
印相体は中心から外に向かって力強く線が流れています。
そのため、あらゆることが良い方向に進むという効果が得られるのです。
お金にまつわる銀行印を作成するのですから、少しでも運を良くしたいですよね。
げんなどを担ぎたい方は、印相体を選んでみてはいかがでしょうか。
今回は、いつまでも使い続けられる銀行印の作り方をご説明しました。
銀行印はあなたの人生を支える印鑑です。
これを機に、落ち着いた人生を過ごせる印鑑を手に入れませんか。