2018.1.20カテゴリー:印鑑について
婚姻届を提出したら、お二人の新しい生活が始まります。
一方で結婚した後には様々な手続きが待ち受けており、一つ一つ手続きを行っていかなければいけません。
それらをスムーズにこなせれば、幸せな気分を長い間満喫することができます。
手続きの際は、印鑑が必要になるケースが非常に多くあります。
そこで今回は、新婚さんに向けて結婚後に必要な手続きと、その際に必要となる印鑑をご紹介します。。
この記事を参考に、場面ごとに必要な印鑑を用意しておきましょう。
ぜひ参考にしてみてください。
□結婚後に必要となる印鑑は?
結婚した後は、様々な書類の情報を更新しなければなりません。
そのために必要なのが、以下の印鑑です。
・認印
・銀行印
・実印
これらの印鑑は、手続きや場面ごとにどの印鑑を使うのかが決まっています。
ここでは、それぞれがどのような場面で使われるのかを確認してみましょう。
・認印
認印は婚姻届や免許証の名義、住所の変更などに用います。
「婚姻届を提出した後の各種書類に使う」という認識で十分です。
ここでは、書類ごとに必要な印鑑が異なることに注意してください。
たとえば、結婚の届出はかつて使っていた印鑑で行いますが、その後の手続きは変更後の印鑑を使うことになるでしょう。
もちろん、苗字が変わらなかったのであれば、同じ印鑑を使い続けることになります。
免許証や住所の変更なら、新姓の印鑑で書類を更新しなければなりません。
婚姻届を提出した後に、新姓の認印を用意しておけば、ほとんどの書類を滞りなく提出できるでしょう。
また、結婚したからと言って、旧姓の印鑑を捨てないように注意してください。
まだ使う機会があるかもしれません。
ご両親に聞いて、書類ごとの必要な印鑑を確認しておきましょう。
最後にまとめておくと、実際に使うのは以下のようなときです。
・転出、転入届
・保険、年金の手続き
・自動車変更登録
・公共料金申込
・各種保険
以上のように、新しい生活のために必要な様々な手続きに対し、認印を使用することになります。
*銀行印を使うケース
銀行印は口座の名義や届出印の変更をするために使います。
そこで必要となるのは、新姓の銀行印です。
したがって、クレジットカードや銀行口座の申し込みに際しては、この印鑑を使います。
また、名前だけであれば、変更せずに使える場合もあります。
変更する前に、必要な印鑑について聞いておきましょう。
*実印を使うケース
実印を使うのは、以下のケースです。
・自動車の購入
・不動産購入時のローンを組むとき
要は、大きな買い物の際には実印が必要となります。
また、実印は印鑑登録をするのに必要です。
フルネームや苗字の実印を作っていた場合は、変更手続きを行いましょう。
それを行わなければ、実印を使用した契約したが破棄されてしまうかもしれませんよ。
このような事態を避けるためにも、速やかに印鑑登録を行ってください。
以上のように、印鑑は使い分けることになります。
自分の使っている印鑑が、新しい名前に対応しているか確認しましょう。
また、各種印鑑をあらかじめ用意しておくと、手続きが楽になるため、おすすめです。
□結婚後に必要な手続き
次に、結婚した後に行うべき手続きを見ていきましょう。
それらは以下の4つに種類に分けられます。
・役所の手続き
・名義、住所変更の手続き
・金融機関の変更手続き
・その他の手続き
それぞれを詳しく見ていきましょう。
まずは「役所の手続き」についてです。
他の手続きもありますが、転居届、転入届が最も重要ではないでしょうか。
これらの書類は引っ越しする場合、役所へ届け出なければなりません。
市内に引っ越す場合は転居届、他の市へ引っ越す場合は現在の市役所へ転出届、引っ越し先の市役所へ転入届を提出してください。
どの書類も認印を使用しますが、婚姻届を提出しているかどうかで種類が変わります。
婚姻届を提出する前は旧姓の認め印、婚姻届を提出した後なら新姓の認印を提出してください。
プロポーズを受けたら、一度、必要な手続きについて確認しておくことをオススメします。
また、印鑑登録も役所で行います。
「女性に印鑑登録は必要ないんじゃないか」と思われている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、夫婦名義で不動産を購入したり、自分の名義で自動車などを購入したりする機会は必ず訪れますよね。
その上、遺産相続の場面で必ず必要になります。
今まで持っていなかった方も、結婚を機に実印を登録しておいてください。
次は、「名義や住所変更の手続き」についてです。
最初に、運転免許証の情報を変更しましょう。
そうすることで、身分証明として運転免許証を用いることができるようになるのです。
運転免許証の変更は警察の窓口で行います。
新姓の認印を用意してから、足を運んでください。
自動車登録やパスポートも新姓の認印を使います。
陸運局やディーラー、旅券事務所へ行って、後でトラブルにならないようにしておいてください。
次は、「金融機関変更の手続き」についてです。
口座がある銀行の窓口で登録情報を変更します。
変更するには、登録した旧姓の銀行印、これから登録する銀行印、通帳、カード、身分証明書が必要です。
クレジットカードや携帯電話の引き落とし口座として問題なく利用できるように、優先的に変更手続きを済ませておいてください。
最後に、「その他変更の手続き」について確認しておきましょう。
ここには各種保険とライフラインの契約が含まれます。
まずは、契約しているお店に連絡してみてください。
結婚は収入や生活を大きく変えますよね。
自分の情報だけでなく、契約内容も更新する必要があるかもしれません。
結婚後に各種サービスを確認する時間を設けておくことをオススメします。
また、これらの情報を変更する際は認印が必要です。
最近では、認印不要の会社も存在します。
だからといって、連絡を一切しなければ、思わぬトラブルに巻き込まれてしまうかもしれません。
必要な物を揃えるためにも、必ず契約先の会社に連絡をするようにしてください。
□効率よく手続きを済ませるための手順について
まずは、転入届を提出しましょう。
これは引っ越し後14日、つまり2週間以内に提出が義務付けられています。
ただし、婚姻届の提出後に行いましょう。
そうすることで、変更後の名義で住民票を発行してもらえます。
次に、住民票の写しを取得します。
住民票は様々な手続きに必要であるため、転入届の提出後速やかに取得しておきましょう。
早い段階で手に入れておくことで、段取り良く手続きを進められます。
住民票を取得できたら、以下のことが可能になります。
・マイナンバーカードの変更手続き
・国民健康保険、国民年金の氏名変更
・運転免許証の更新
・銀行口座の変更
以上の行動は、順にやれば1日でできます。
効率的なので、ぜひこの順番でやってみてください。
その他にも、ライフライン関係の手続きなどが必要でしょう。
「名前が変わったから必要な手続き」と「新しい場所に住むから必要な手続き」を整理し、もれなく行えると良いでしょう。
□印鑑を早い段階で買うことのメリット
印鑑を早い段階で購入した方の声をご紹介します。
最も多いのが、「手続きが楽になった」というものです。
すべきことは分かっていても、手続きは沢山ありやりたくない方も多いでしょう。
そこで、印鑑が新しいものであれば、やる気が少し出るのではないでしょうか。
また、「手続きがスムーズに行えたのでストレスフリー」という声も多いです。
「せっかく役場に来たのに、手続きできなかった」ということがなくなります。
逆に手続きができないと、徒労感を感じてしまうことになるでしょう。
あらかじめ用意しておくのが無難です。
印鑑を早い段階で購入しておくことには、他にも様々なメリットがあります。
ぜひ時間がある内に準備しておきましょう。
□まとめ
今回は、新婚の方々向けに、必要な手続きとその際の各種印鑑をご紹介しました。
これらの手続きは、安心して結婚生活を送るために必要不可欠でしょう。
結婚の幸せを十分味わうためにも、しなければならないことは早いうちに済ませておきましょう。
手続きを行う際は、今回ご紹介した段取り通りに行うと効率的です。
婚姻t解け、住民票という順番で、この工程を最初に行うことを覚えておいてください。
今回の記事を参考に、ぜひオリジナルの印鑑を作成してください。
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