2021.4.15カテゴリー:印鑑について
新しく印鑑を作りたいという方はいらっしゃいませんか。
印鑑を新しく作成するにあたって、失敗したくないですよね。
そこで今回は、印鑑の作成で失敗しないコツについて紹介していきます。
印鑑の作成でお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
□印鑑の種類と役割の違いについて理解しよう!
印鑑には実印、銀行印、認印の3種類があるということはご存じでしょうか。
この3種類の印鑑は場面によって使い分けられています。
ここでは、それぞれの役割について紹介していきます。
最初に実印についてです。
実印はご自身が住民登録をしている市や町などの役所で申請を受理された印鑑です。
自分自身が確認して承諾したという意味の役割を持ち、自分自身を証明できると言われているほどです。
使用される場面は、不動産の購入やローンの契約、車の売買取引などです。
次に銀行印についてです。
銀行印は銀行取引印や銀行届印とも呼ばれ、金融機関で登録した印鑑のことを言います。
実印は公的な契約や手続きに関して効力を持ち、銀行印は金融機関で効力を持つという違いがあります。
使用する場面は現金を引き出すときやクレジットカードの発行、口座の登録時などです。
最後に認印についてです。
認印は日常でよく使われており、多くの人になじみ深い印鑑でしょう。
実印や銀行印とは異なり、登録をする必要がありません。
そのため、上記の2種類のような公的な役割は担っておらず重要性は低いです。
多くの場合は、荷物の受け取りや署名、一般的な事務処理で使用されています。
□実印を作成する際のおすすめのタイミングとは?
ここまでは印鑑の種類とその役割について紹介してきました。
次に、実印を作る最適なタイミングについて紹介していきます。
*社会人になるとき
学生を卒業し、社会人になる時期で、実印を作成するのは良いタイミングと言えるでしょう。
大人の仲間入りを果たした証拠として、実印を作られる方が多いです。
また、安定してお金を稼ぎ始めるため、多くの契約を自分自身で行うようになるでしょう。
そのような大きな契約時には実印が必要になるので、事前に準備しておくことが大切です。
*20歳になるとき
人生の大きな節目と聞くと、成人するときを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
20歳になると、大人として社会から認められます。
そのため、大人としての自覚を持つために印鑑を作成される方も多いでしょう。
自分で購入する場合もありますが、両親から子供へプレゼントするのもおすすめです。
*結婚をするとき
特に女性の方は、結婚時が印鑑作成のベストな時期といわれています。
1番の理由として、名字が変わることが挙げられます。
実印は一般的にフルネームで作成されることが多いからです。
もし、結婚前に実印を作成していると、また新たに作り直す必要があります。
そのことからも、結婚後が最適なタイミングと言えるでしょう。
上記の3つのタイミングを紹介しましたが、実印の作成は時間に余裕を持って行いましょう。
慌てて作成してしまうと、偽造される危険性も伴います。
満足のいく印鑑選びをするために、最適な時期に余裕を持って作成しましょう。
□印鑑の作成で失敗しないためのコツを知っておこう!
せっかくの印鑑作成で失敗したくないですよね。
そこで、後悔しないように、失敗を防ぐコツを確認していきましょう。
1つ目は大きさに気を付けることです。
印鑑にはさまざまなサイズがあります。
実印のサイズは決められていないため、自分の状況にあったものを選ぶ必要があります。
例えば、女性の場合は男性よりも手が小さいことから、小さいものを選ぶことが多いでしょう。
また、個人事業主の方は実印がステイタスになるため、大きく作る傾向があります。
実印の登録が可能な範囲内で、自分に合った適切な大きさを選びましょう。
2つ目はフルネームで登録することです。
実印をフルネームで登録する規定はありませんが、安全上の観点からフルネームがおすすめです。
3つ目は書体選びに気を付けることです。
印鑑には多くの書体があります。
一般的に広く知られている書体は篆書体(てんしょたい)、吉相体、行書体などがあります。
書体は、吉相体などの複雑かつ耐久性のあるものを積極的に選びましょう。
なぜなら、複雑な書体は読みづらく安全性が高いからです。
また、耐久性が低いと書体が欠けてしまい新たに作り直す必要があります。
こういった観点からも、セキュリティや耐久性の高い書体を選びましょう。
4つ目は掘る名前に気を付けることです。
実印に掘る名前は、住民票に登録されている名前と同じでなければなりません。
特に、旧字体と新字体、漢字ミスなどが起こりがちです。
確認作業を怠らないようにしましょう。
□まとめ
今回は印鑑の作成で失敗しないコツについて紹介しました。
印鑑の基本的な知識や作成時に失敗しないためのコツについて、お分かりいただけたのではないでしょうか。
印鑑を作成される場合は今回の記事をぜひ参考にしてみてください。
また印鑑に関してご不明な点がございましたら、お気軽に当社までお問い合わせください。