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購入前に知っておきたい「手書き文字」について

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手書き文字とコンピューター文字の違い

手書き文字とコンピューター文字の違い

手書き文字は、バランスが良く文字の強弱がある「美しい文字」に仕上がります。
しかし最大の特徴は、
どこにでもある使い回しのコンピューター文字ではなく、
ご注文の度に一から書く文字なので、
完全にオリジナルのこの世に1本しかない
「偽造されにくい安全な文字」になるということです。

ほとんどの印鑑店は、手書き文字で作成することは技術的に困難なため、
同じような文字になりやすいコンピューター文字で作成しています。

昔の印鑑店はみんな手書き文字での作成でしたが、
PC等の発達により誰でも同じような文字を使い、
彫刻機さえあれば、簡単に安価で印鑑を作れるようになってしまいました。

実印や銀行印の重要印鑑ではほとんどの方が手書き文字での作成をご希望されますが、
認め印等でも日本の伝統文化とも言える、
「偽造されにくい手書き文字印鑑」での作成を強くお勧め致します。

20年保証の手書き文字印鑑を最安値で買うことができるのは、印鑑市場だけです。

ほとんどの方が、一生に1回しか実印などの重要印鑑は作りません。

「とりあえず、急ぐのでネットで買ったけど、
印鑑の仕上がりにこんなに違いがあるなんて知らなかった・・・・」

「もっとちゃんと選べば良かった・・・・」

というお声もたくさんいただき、当店で再作成されることも珍しくありません。

価格と品質に納得できる印鑑選びを!

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印鑑通販は印鑑市場 > ブログ > 印鑑について > 印鑑・サイン・代用とは?ビジネスパーソン向け法的効力解説

印鑑市場 店長ブログ

印鑑・サイン・代用とは?ビジネスパーソン向け法的効力解説

2025.1.25カテゴリー:印鑑について

印鑑・サイン・代用とは?ビジネスパーソン向け法的効力解説

 

印鑑を忘れてしまった、あるいは手元にない状況に直面した経験は、ビジネスパーソンであれば誰しも一度はあるのではないでしょうか。
契約締結や行政手続きなど、印鑑が必要な場面は多く、その際に適切な対応を取れなければ、業務の遅延やトラブルにつながる可能性も考えられます。
印鑑、サイン、そしてその代用となる様々な方法について、それぞれの法的効力や注意点、そして具体的な手続き方法を解説することで、読者の皆様が状況に応じて適切な選択ができるよう支援します。
今回は、印鑑の代用に関する疑問を解消し、スムーズな業務遂行に役立つ情報を提供します。

 

印鑑はサインで代用できる?それぞれの場面での適切な選択

 

印鑑が必要な場面と不要な場面の判別

 

印鑑が必要とされる場面は、大きく分けて公的な手続きと私的な契約に分けられます。
公的な手続きにおいては、戸籍謄本取得や住民票の写し請求など、多くの自治体で印鑑が求められます。
また、契約書においては、その内容や金額、当事者間の関係性などによって、印鑑の必要性が変わってきます。
高額な取引や重要な契約では、実印が求められるケースが一般的です。
一方、簡単な契約や合意事項であれば、サインだけで済む場合もあります。
重要なのは、それぞれの場面における法的効力や、その書類に求められる要件を正確に理解することです。
事前に必要な書類や手続きを確認することで、印鑑の有無に慌てることなく対応できます。

 

印鑑を忘れた時の緊急時対応

 

印鑑を忘れた場合の対応は、状況によって異なります。
緊急時で、契約締結や手続きを遅らせることができない場合は、サインや拇印、あるいは電子署名などの代用手段を検討する必要があります。
ただし、これらの代用手段が認められるかどうかは、相手方や機関によって異なり、事前に確認することが重要です。
また、代用手段を使用する際には、その法的効力や証拠能力について十分に理解しておく必要があります。
例えば、拇印は、指紋を元に本人を特定できるという点で証拠能力はあるものの、実印に比べて法的効力は低いとされています。
契約相手方と事前に代用手段について合意しておくことが、トラブル回避に繋がります。

 

サインによる代用 書き判の法的効力と注意点

 

サインは、印鑑と同様に個人を特定するための手段として広く認められており、多くの場合、契約書への署名だけで法的効力を持つと言えます。
しかし、サイン単独では、後日の紛争やトラブル発生時の証拠能力が低いとされるケースもあります。
そのため、サインに加えて「書き判」を行うことで、より強い証拠能力を確保することができます。
書き判とは、印鑑の代わりにサインを丸で囲むなどして、印影を模倣したものです。
書き判の法的効力は、認印と同程度とされていますが、独自のサインを工夫することで、本人確認の証拠能力を高めることができます。

 

印鑑のサイン以外の代用手段 拇印・書き判・電子署名

 

拇印の法的効力と使用上の注意点

 

拇印は、緊急時の印鑑の代用として利用されることがありますが、その法的効力は、認印と同程度とされています。
拇印は、指紋という個人固有の情報に基づいているため、ある程度の証拠能力は認められますが、実印のような強い法的効力はありません。
また、時間の経過とともに指紋が変化する可能性や、指の怪我などによる使用不可も考慮する必要があります。
そのため、拇印を使用する際には、そのリスクを理解した上で、適切な場面で利用することが大切です。

 

書き判の書き方と法的効力

 

書き判は、印鑑の代わりにサインを工夫して作成する方法です。
一般的には、縦書きの氏名を丸で囲む形が一般的ですが、法律で定められた書き方はありません。
法的効力は認印と同程度とされ、実印に比べて証拠能力は低いとされています。
しかし、独自の工夫を凝らした書き判であれば、本人確認の証拠能力を高める可能性があります。
重要なのは、書き判が本人によるものであることを明確に示すことです。

 

電子署名 電子印鑑のメリットとデメリット

 

電子署名や電子印鑑は、デジタル化が進む現代において、印鑑の代替手段として注目されています。
電子署名は、公開鍵暗号技術を用いて、電子文書の改ざんを防ぎ、作成者の本人性を確認する技術です。
電子印鑑は、物理的な印鑑をデジタル化したものですが、その法的効力は、電子署名と同様に、法律で認められています。
電子署名や電子印鑑は、場所を選ばず、迅速に手続きを進められるというメリットがある一方、システムのセキュリティや、利用者のデジタルリテラシーが求められるというデメリットもあります。

 

□行政手続きにおける印鑑のサインでの代用

 

市役所 区役所などでの手続きにおける対応

 

市役所や区役所などでの手続きにおいて、印鑑の代用としてサインや拇印が認められるかどうかは、自治体によって異なります。
多くの自治体では、印鑑が原則として求められますが、緊急時や特別な事情がある場合は、サインや拇印が認められる場合があります。
事前に各自治体の窓口に問い合わせることで、スムーズな手続きを進めることができます。

 

警察での手続きにおける対応

 

警察での手続きにおいては、本人確認を目的として指印が求められる場合があります。
交通違反の処理などでは、署名と指印で対応できるケースが多いですが、事件性のある手続きでは、印鑑が求められる場合もあります。
指印の代わりに印鑑を使用することも可能です。

 

その他の公的機関での対応

 

その他の公的機関での対応も、機関によって異なります。
事前に各機関の窓口に問い合わせて、印鑑の代用について確認することが重要です。

 

□契約書における印鑑のサインでの代用

 

契約書における印鑑の法的効力

 

契約書における印鑑の法的効力は、契約の種類や金額、当事者間の関係性などによって異なります。
高額な取引や重要な契約では、実印が求められるケースが多いですが、簡単な契約や合意事項であれば、サインだけで済む場合もあります。

 

サインのみでの契約成立と注意点

 

サインのみでも契約は成立しますが、後日の紛争やトラブル発生時の証拠能力は低いとされています。
特に、高額な取引や重要な契約では、サインに加えて、書き判や拇印などを併用することで、証拠能力を高めることが推奨されます。

 

書き判 拇印 電子署名の利用可能性とリスク

 

書き判や拇印は、緊急時の印鑑の代用として利用できますが、法的効力は認印と同程度とされています。
電子署名は、デジタル化が進む現代において有効な代替手段ですが、システムのセキュリティや利用者のデジタルリテラシーが求められます。
また、契約内容や金額、相手方との関係性などを考慮し、適切な代用手段を選択することが大切です。

 

まとめ

 

今回は、印鑑、サイン、そしてその代用となる拇印、書き判、電子署名について、それぞれの法的効力や注意点、具体的な手続き方法などを解説しました。
印鑑の必要性や代用手段の可否は、手続きの種類や機関、契約内容によって異なります。
緊急時や特別な事情がある場合は、サインや拇印、電子署名などを検討できますが、事前に相手方や機関に確認し、法的リスクを十分に理解した上で対応することが重要です。
状況に応じて適切な手段を選択することで、業務の遅延やトラブルを回避し、スムーズな業務遂行に繋げることができると考えられます。

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印鑑の知識

  • ■印鑑登録について

    どんな印鑑でも印鑑登録をして実印として使えるわけではありません。大きすぎる印鑑や小さすぎる印鑑もNGですし、材質によっても不可となる場合があります。詳しくはこちら

  • ■作成可能な文字数について

    基本的に印鑑市場手書き文字館では作成する彫刻印鑑の文字は全て手書き文字で作成するため、物理的に可能な文字数であれば、どのような文字でも書くことができます。
    但し、狭いスペースに詰め込み過ぎると線が細くなりすぎたりして、彫刻に耐えれなくなります。
    文字数は漢字やひらがななど組み合わせる文字によって異なります。

  • ■紛失したので前と同じ印鑑が欲しい場合

    実印や銀行印に使う彫刻印鑑は、同じものを作ることはできません。
    そのため紛失した際は、新しい印鑑を作り必ず再登録の必要があります。
    実印や銀行印にゴム印等の同じものがいくらでもできるような印鑑が登録不可の理由はそこにあります。

  • ■印鑑の文字が何と書いてあるか読みにくい

    特に実印では「印相体」という現代文字と一見異なる形状を持つ書体が好まれますが、特に印相体が読みにくいのは当然です。
    読みにくいからこそ、印影を第3者が見ても一目で何と書いてあるか判りにくく、防犯性に優れていると言われています。

  • ■同じ名称の印鑑でもお店によって、どうして価格が違うの?

    それは、材質も微妙に異なる場合もありますが、基本的には作成方式によって価格は異なるからです。
    大量生産の激安店では、作成にかける時間や人員を割くことができません。
    印鑑市場手書き文字館では少々価格は高くなりますが、文字の作成から手書き文字で作成し、美しい文字でこの世に1本だけの安全な印鑑を作ることに努めています。

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    そのため紛失した際は、新しい印鑑を作り必ず再登録の必要があります。
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    特に実印では「印相体」という現代文字と一見異なる形状を持つ書体が好まれますが、特に印相体が読みにくいのは当然です。
    読みにくいからこそ、印影を第3者が見ても一目で何と書いてあるか判りにくく、防犯性に優れていると言われています。

  • ■同じ名称の印鑑でもお店によって、どうして価格が違うの?

    それは、材質も微妙に異なる場合もありますが、基本的には作成方式によって価格は異なるからです。
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