2019.9.10カテゴリー:印鑑について
「子どものお祝いに印鑑をプレゼントしたいけれど、どのようなものが良いだろう。」
「実用性があって、子どもが喜びそうな印鑑をプレゼントしたい。」
このように考えている方は多いのではないでしょうか。
印鑑は将来的に使えるもので、1つ持っているだけで便利です。
今回は子どものプレゼントに最適な印鑑の選び方をお教えします。
□印鑑をお子さんにプレゼントするタイミング
ではどういった場合に印鑑をお子さんにプレゼントするのでしょうか。
例えば進学、卒業時はお子さんの成長をお祝いするタイミングです。
年齢の節目を祝うケースは他に成人式があります。
大人の仲間入りを果たしたことを立派だと褒めたたえる機会です。
銀行の口座を開くことや必要書類に印を押すことが増えると想定し、このタイミングで正式な手続きに使用できる印鑑をプレゼントするというのはいかがでしょうか。
最近では、10歳のうちに二分の一成人式を行う小学校があるそうです。
大人に近づいているという自覚を持ったお子さんに、もっと頑張ってほしいという応援の意を込めたプレゼントでも良いでしょう。
□幼児から中学生に向けた印鑑の選び方
この年代の子ども用に作る印鑑としておすすめしたいのが、銀行印です。
お子様の銀行口座に使う銀行印をご両親のもので代用する場合があるそうです。
この機にお子さん用の銀行印を作って登録することで、簡単に銀行手続きを行えるようになるのです。
将来的に銀行口座をお子さんに譲るときに印鑑と通帳をセットでお渡しできて便利です。
□卒業、就職、成人するわが子に向けた印鑑の選び方
今まで育ってきた親元を離れ、独立して生活をしなければならないお子さんにとって、印鑑は気の引き締まるプレゼントです。
社会に出ると、契約や取引において印鑑の必要性が高まります。
責任を背負ったわが子を応援する意味を込めて、印鑑を送ってはいかがでしょうか。
例えば、成人した後に正式な印鑑が必要な場面は就職から始まります。
転居の際の書類印や結婚時に婚姻届けを出すときの印、他のケースでは家族が増えたときやマイホームを購入したとき等、印鑑が必要です。
決断をする瞬間にご両親からいただいた印鑑を押すとなると、感慨深いと同時に気が引き締まる思いになるでしょう。
□印鑑に込める思い
印鑑にお子さんへの思いや幸せを願う気持ちを込めることができます。
銀行印を金運、蓄財運が上がるように作ってほしいと依頼する方もいらっしゃいます。
印鑑は、文字の形や配置によってさまざまな運気や思いを表現することが可能です。
込めることができる運気には、「成功運」「愛情運・守護運」「交友運」「結婚運」「健康運・蓄財運」「住居運」「家族運」「希望運・再起運」「金運」があります。
文字の形によって変動するため、専門家にお伺いください。
□男の子・女の子の印鑑
男の子と女の子で、贈る印鑑のスタイルが異なることは知っておくとよいでしょう。
男の子に贈る印鑑はたいてい苗字の横書きをプレゼントすることが多いです。
ご兄弟で字を変えたい等の思いから名前のみの印鑑を作りたいと考える保護の方が、結構多くいらっしゃるからです。
となると、名前のみの印鑑をプレゼントしても良いのですが、大人になると苗字横書きの印鑑がメジャーになりますので、あらかじめ苗字の印鑑を作ってあげることをおすすめします。
それに対して、女の子に贈る印鑑は、名前のみの横書きを送りましょう。
女の子は結婚して姓が変わる場合が多いからです。
結婚後も使える印鑑という点を考慮しましょう。
□印鑑のサイズ
印鑑にはあらかじめサイズが決まっています。
子どもはやがて大人になり、すぐに社会に進出することでしょう。
将来的に長い間使える印鑑を作ってあげることがおすすめです。
印鑑の標準サイズは、男性用が13.5ミリメートル、女性用が12ミリメートルと言えます。
一回り大きなサイズに男性用15ミリメートル、女性13.5ミリメートルがあります。
このこともおさえておきましょう。
□印材を決める
印鑑を印象づける効果を持つのが印材です。
素材やデザイン、価格もそれぞれですので、ご予算と相談しつつお子さんにピッタリのものを見つけてあげましょう。
*本柘植
淡いブラウンのやさしい色合いが特徴的です。
価格も手ごろでぬくもりがある木の質感ですが、木の中でも堅い性質を持っています。
価格がお手頃なところがおすすめのポイントです。
*黒水牛
朱色の印が映える漆黒の色です。
成長、発展の意が込められていると言います。
芯持ちと呼ばれている部分は美しい印影を残せる強い粘りを持っています。
*その他の印鑑
他にもバリエーションの豊富な印材があることをご存じですか?
例えば美しい色と透明感を持つ印鑑に宝石印鑑があります。
これは、宝石に込められたメッセージをお子さんに届けることのできる印鑑のことです。
また、無機質でかっこいい印材に金属印鑑があります。
そのまま贈っても素敵なプレゼントになることは間違いないですが、ボディに文字を掘ると、よりお洒落な印鑑に変身します。
□まとめ
今回はお子さんに贈る印鑑の選び方についてご説明しました。
年齢や状況に合わせて、実用性があり思い出に残るような印鑑をプレゼントしてあげてくださいね。