2020.12.10カテゴリー:印鑑について
実印はいつ作る?実印を作成するのにおすすめのタイミングをご紹介!
実印を作成する適切なタイミングを知りたい方はいませんか。
実印はとても重要な印鑑ですが、いつ使用するのか、またどのタイミングで作れば良いのか分からない方はいるでしょう。
今回の記事では、実印を作成するタイミングについて解説します。
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目次
実印とは
実印を作成しようとお考えの方は、まず基礎知識を理解しておきましょう。
そもそも実印とはどのような印鑑かご存じでしょうか。
名前すべてで作成する印鑑や、大事な時に使う印鑑など、イメージは様々かもしれません。
実印とは、住民登録をした市区町村で印鑑登録をしたもの
住民登録をした市区町村で印鑑登録をしたものが実印です。
- 印鑑の中でも最も重要であり、法律上、社会上の権利、義務の発生を伴います。
- 一般的には実印はフルネームで購入される方がほとんどですが、性だけや下の名前だけでも購入いただくことは可能になります。
たとえ実印として販売されている印鑑であっても、印鑑登録を済ませていなければそれは単なる認印です。
実印としての効力を持つには印鑑登録が必須なので、覚えておきましょう。
印鑑登録の際に発行される印鑑証明書は、実印であることを第三者に証明できる書類です。
つまり、印鑑証明書は、所有者当人のものであることの証明になるため、しっかりと保管しましょう。
所有者当人のものであることの証明は、自動車や住宅の購入、相続などの大事な場面で悪用を防ぐために必要です。
印鑑登録さえすれば実印として登録できるため、銀行印や認印と併せて使用できます。
しかし、同じ印鑑を使いまわすのは安全面の観点からは避けた方が良いでしょう。
実印と他の印鑑は使い分けることをおすすめします。
また、三文判など一回にたくさんの数製造された印鑑は悪用されてしまうなどの被害もあるため、できるだけオリジナルの実印を購入していただくことをおすすめします。
実印作成のタイミングとは
実印をいつ作るべきなのか分からない方は多いでしょう。
人によって様々ではありますが、必要になったときに作成するケースが多いかもしれません。
しかし、実印の作成には思ったより時間がかかることがあるため、タイミングは慎重に考える必要があります。
慌てると、満足のいく印鑑が作成できなかったり、場合によっては偽造リスクのある印鑑を作ったりする恐れがあります。
慌てて作成することのないように、適切なタイミングを把握しておきましょう。
1.学校の卒業時
高校や大学を卒業して社会人として巣立っていく時期は、実印の作成に適しています。
実印を学生時代に使用することはほとんど無いですよね。
実印は社会人になってから使う機会が増えるため、大人になった証として実印を作ると良いでしょう。
社会人になると、自分で収入を得られるようになるため、実印を使って自分で契約することが増えていきます。
そのため、後になって慌てないようあらかじめ作成しておきましょう。
2.成人式や成人する時
成人するときも、大人になった証として実印を作成するのに適した時期ですね。
成人式の日に、記念として子供に実印を作ってあげるのも良いでしょう。
3.結婚、婚約時
特に女性にとっては、結婚時は実印をフルネームで作成するのに最適なタイミングです。
ほとんどの女性は、結婚後に苗字が変わりますよね。
そのため、結婚前に実印をフルネームで作成すると、結婚後に再度登録する必要があり、とても手間がかかります。
安全面の観点から、できるだけ名前すべての方が望ましいです。
そのため、下の名前だけで登録している女性の方は、結婚の際にフルネームで新たに作成すると良いでしょう。
4.昇進時や心機一転したい時
実印は持ち主の分身で、印材や書体によって運勢が変わると言われています。
そのため、会社で昇進した時や、転職を始める時など心機一転のタイミングで、開運効果を気にして実印を購入する方は多いです。
人生の節目で、願掛けとして実印を作るのも良いでしょう。
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作成にかかる時間はどのくらいか
実印を作成する際は、タイミングだけでなく、作成にかかる時間も考慮する必要があります。
実印の作成時間は、お店にもよりますが3日から4日が目安です。
しかし、今すぐに実印が欲しいという方はいらっしゃるでしょう。
そのような場合、ネット通販を利用すると良いでしょう。
最近は多くの印鑑店が実印通販を取り入れています。
通販だと即日発送で実印を届けてくれるサービスもあるため、早く実印を作成したい方にはおすすめです。
コストが安いところも、実印通販の大きなメリットですね。
ただし、手彫りで作成する場合は時間がかかることが多いため注意しましょう。
職人による手彫りの場合、作成期間の目安は約2週間程度です。
手彫りと称しておきながら機械彫りで作成する業者もあるため、業者選びには十分注意しましょう。
実印を作るときのポイントをご紹介!
最後に実印を作る際のポイントをご紹介します。
実印は公で認められているものなので、登録する際は守らなければならない規定があります。
役所では以下の規定が定められています。
- 印影の大きさ
- 印影の形
- ハンコの刻印内容
1.印影の大きさ
そもそも印影とはハンコを押したときにできる朱肉の跡のことですが、
ほとんどの場合、「8mmの正方形に収まらず25mmの正方形からはみ出さないもの」という決まりがあります。
ただ市町村によって差があるので、事前に住まいの近くの役所の規定を確認すると良いでしょう。
2.印影の形
押印したときに円形になるものが印影の形として一番オーソドックスですよね。
楕円形や角形でも可能ではありますが、特にこだわりがない場合は円形をおすすめさせていただいております。
具体的には輪郭の欠けや輪郭がないものなどは認定されていないので、注意するようにしてください。
3.刻印内容
刻印内容とは、刻まれている文字のことで、規定が存在しています。
原則戸籍上の名前であることが重要で、例えば名前すべてや苗字のみ、名前のみ、苗字と名前の頭文字を組み合わせたものなどが認定されてます。
つまり氏名以外の情報は刻印NGになっております。
例えば職業名や肩書、またデザインや逆彫りなどは認定されていません。
このように刻印できないケースもありますが、戸籍上の認定されている方法の中で選ぶことができますので、自由度がある程度高いともいえます。
そのため、刻印内容に悩まれる方もいらっしゃいます。
ただ男女別で刻印内容の傾向が分かれるので、これから紹介する内容を参考に決めてみてください。
男女別 刻印内容の傾向
- 男性の場合
-
大きいサイズのものが多いため、名前すべてを選ばれる方がとても多い野が特徴です。
また文字を多く入れるほうがバランス良く、また適度に複雑にできるので偽造などの問題を減らせるという効果もあります。
どっしりとした頼りがいのある印象を相手に与えられるので、契約の際に重宝するでしょう。
- 女性の場合
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名前すべてを選択される方が多いですが、名前のみで作られる方も大勢いらっしゃいます。
男性と比較して名前のみで作るのが多い理由としては、結婚や離婚で苗字が変わる可能性があるからでしょう。
苗字が変わるたびにハンコを作り直すのは大変なので、そのまま名前で作っておく方が便利かもしれません。
ただ名前だけだとどうしてもセキュリティ面で劣ってしまいます。
偽造のリスクをなるべく抑えたい方は名前すべてで作ることをおすすめします。
これら3つの規定以外にも
- 実印は1人1つまでしか作成できない
- 登録がすでに済んだ家族の印鑑を使うのは不可
- ゴム印などの変形しやすい材質を用いるのは不可
などの規定があります。
実印に適した書体
次に実印に適した書体について解説します。
実印によく選ばれる書体は以下の通りです。
- 印相体
- 篆書体
(てんしょたい)
- 隷書体
- 古印体
書体には特にこれといった規定はないですが、書体を選ぶ際は偽造のされにくさに注力して選ぶことをおすすめします。
なぜなら印鑑は契約の際に本人の証明として使用するので、他社が簡単に真似できるようなものだと非常に危険ですよね。
上記で挙げた4つの中で最も読みにくい書体は印相体です。
また印相体は自我上下左右斜めと八方に広がっているので縁起の良い書体としても知られています。
印相体は読むのが困難すぎて文字が不鮮明になってしまったり、登録が難しかったりなどのリスクが生じやすいです。
せっかく作ったのに文字が読みづらすぎて登録できないとまた再度作る必要がありますよね。
当店印鑑市場では、お客様による文字の間違いがない限り、印鑑登録がNGとなった場合に返品保証がございます。それくらい印鑑彫刻の品質に自信があるということでございます。
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まとめ
今回は実印の作成のタイミングや完成までの期間の目安について解説しました。
実印作成のタイミングが近づいている時は、慌てることの無いように前もって作成しておいていただくことをおすすめします。
ご質問等ございましたら、お気軽に当店、印鑑市場サイトまでお気軽にご相談ください。