2018.2.15カテゴリー:印鑑について
女性の方々にお聞きします。
ご自身の実印をお持ちですか?
結婚することも考えて、実印を作っていない人もいるのではないでしょうか。
確かに、結婚すれば印鑑を作り直す方もいらっしゃいます。
しかし、実印がなければ、作り直す以上のデメリットあるのです。
この記事を参考に、一生使える実印を手にしませんか?
今回は、女性の方に向けて、一生使える実印の作り方をお伝えします。
・タイミング
実印を作る時期は人それぞれです。
今後に備えて作る人もいれば、急に実印が必要になる人もいるでしょう。
その上、実印は使う機会がそう多くありません。
実印を作るタイミングが明確把握できない人も少なくないと思います。
特に、女性が実印を作るタイミングはより難しいです。
せっかく実印を作っても、結婚によって姓が変わってしまえば、もう一度印鑑を作り直さなくてはならないのです。
そして、新しく作った印鑑も離婚や再婚によって、破棄しなければなりません。
何度も作り直すのは大変ですよね。
そのため、必要になった時に実印を作る人がほとんどです。
もしくは、名前のみの実印を作ってみてはいかがでしょうか。
女性は結婚によって、人生に様々な影響が生じてしまいます。
両親から、どのような苦労があったかを聞いて、実印づくりに反映してみましょう。
・印面
実印を作成する場合、苗字だけでなく、フルネームでも作成することができます。
名前だけでも構いません。
先程も申し上げましたが、女性は結婚によって、苗字が変わります。
それらを考慮するのであれば、名前だけの印鑑を作っておいて方が望ましいかもしれませんね。
実際に、名前のみの実印を持っている女性は多いです。
その理由は大きく2つあります。
1つ目は、先程にもお伝えしたように、結婚によって苗字が変わることがあるから。
2つ目は、女性が「家」を背負うのは良くないとされているからです。
女性が「苗字」を背負って生活していくのは、とても苦労が多いといわれてきました。
そのため、女性がフルネームで作成した印鑑は後家相と呼ばれます。
後家相とは、女性の運が男性の運を奪ってしまい、お互いに様々な苦労を掛けてしまうことです。
ただ、これは縁起のようなもの。
必ず起きるというわけではありません。
ぜひ、あなたの意志で印面をどうするか決めてください。
実印は基本的に一生に一度だけ作る物です。
そのため、値段も認印などと比べれば高価となっています。
それらを考慮すると、名前だけの印鑑を作るのが望ましいかもしれませんね。
・サイズ
実印は基本的に認印や銀行印よりも大きいサイズの物を選びましょう。
ここで指すサイズとは、印面の事を指します。
実印のサイズには、13.5mm~18.0mmが一般的で、25.0mmの大きいサイズもあります。
女性にオススメなのは、13.5mmや15.0mmの小さめなサイズです。
小さいサイズの実印は見た人に控えめな印象を与えるため、あなたの女性らしさを引き出してくれるのではないでしょうか。
しかし、会社で役職に就いていたり、強い上昇志向を抱かれていたりする方はその想いを印鑑に乗せることをオススメします。
長さにも注目してください。
女性にオススメなのは60mmです。
この大きさが捺しやすいサイズとされています。
微調整も必要ですが、45mm付近だと、寸足らずになってしまうのです。
自分にふさわしいサイズの実印にしましょう。
・書体
女性の実印は男性の物に比べてサイズが一回り小さいです。
そのため、書体も印面が小さくても映える物が求められます。
そこでオススメするのが、細篆書体です。
通常の篆書体よりも字が細く、柔らかい印面となります。
その上、枠を太くしているため、スッキリした見た目からは想像できない強度が特徴でもあります。
この他にも様々な書体があるため、自分に合った書体を見つけてください。
・素材
女性の実印にオススメの素材は琥珀です。
琥珀と言っても、天然の琥珀に硬度の高い人工樹脂が用いられています。
しかし、それでも宝石に退けを取らない美しさを持っているのです。
一目見れば、その理由も自然とわかるでしょう。
琥珀は見た目だけでなく、機能性も優れています。
軽くて手になじみやすい捺印性は、他の素材では味わえないでしょう。
ただ、衝撃には弱いため、管理には気を付けてください。
他にも多種多様な素材があります。
自分が良いと思った素材を選んで、人生を共に過ごしませんか?
今回は、女性が一生使える実印の作り方をご説明しました。
実印は人生に欠かせない印鑑です。
「急いでいるから」、「また作り直せばいいから」などの理由で購入してしまっても、後悔する結果になってしまうでしょう。
時間に余裕がある時にしっかりと作っておいてください。
そうすることで、満足できる実印を手にすることができるようになりますよ。
この記事を読んでも実印の作成に関する、不安を拭えない方は、女性専門の印鑑を販売しているお店に足を運んでみてはいかがでしょうか。
じっくりと時間をかけて、自分だけの一本を見つけてください。