2017.2.22カテゴリー:印鑑について
子供の就職祝いや卒業祝い、親しい友人の結婚祝いで印鑑をプレゼントとして贈ろうと思っている方もいるでしょう。
ですが、「どういった印鑑をプレゼントしたらいいのかわからない」
「そもそもプレゼントとして印鑑ってありなの?」
といった疑問をお持ちの方も多いかと思います。
そこで今回は印鑑をプレゼントとして贈る際に押さえておきたい選び方のポイントについてご紹介したいと思います。
そもそも印鑑をプレゼントとして贈るのはありなのか
卒業祝いや就職祝いに印鑑を送りたいと思っていてもプレゼントに印鑑は敵していないのではないかと不安になる方も多いかと思います。
ですが、印鑑はプレゼントには向いていると言えます。
印鑑は「自分ではなかなか購入しないけど、もらったらうれしいもの」に当てはまるためプレゼントして適しています。
また、一生モノになりますので贈り手の気持ちを表すのにも適しているでしょう。
ですが、贈る相手やタイミングを間違えると重いと捉えられてしまうこともあるので注意は必要です。
あまり親しくない間柄での友人の結婚祝いや恋人などへのプレゼントに選ぶと重いと思われる可能性があります。
印鑑自体はプレゼントとして向いていると言えますが、贈る相手は十分に考えた上でプレゼントするようにしましょう。
印鑑プレゼント結婚以外に贈るなら?
結婚以外にも、印鑑を贈るのに最適なシーンはたくさんあります。
人生の節目となる、成人祝い、就職祝い、出産祝いなど、印鑑は、新しいスタートを切る相手に、実用性と心のこもったメッセージを伝えることができる、おすすめの贈り物です。
1: 成人祝い
社会人として、さまざまな場面で必要となる印鑑。
実印や銀行印など、これからの人生を歩む上で欠かせない印鑑を贈ることで、社会人としての新たなスタートを応援することができます。
2: 就職祝い
就職は、人生における大きな転換期。
新しい環境で活躍する姿を想像しながら、仕事で役立つ印鑑を贈りましょう。
会社の書類作成や銀行口座開設など、仕事で頻繁に使う機会があり、贈られた印鑑が活躍する姿を想像すると、贈る側も嬉しいものです。
3: 出産祝い
新しい家族の誕生を祝う出産祝い。
赤ちゃんの名前が入った印鑑は、一生の宝物になります。
銀行口座開設や、将来の教育費の積み立てなど、子供のために印鑑が必要になる場面はたくさんあります。
4: その他
結婚以外のシーンでも、印鑑は贈り物として喜ばれます。
例えば、
・親しい友人への誕生日プレゼント
・お世話になった方への感謝の気持ちを表す贈り物
・趣味を始める方の応援
など、さまざまなシーンで印鑑は、贈る相手への想いを伝える素敵なアイテムとなります。
印鑑がプレゼントとしておすすめな理由は?
印鑑は、単なる実用品ではなく、贈る相手に深い想いを伝えることができる、特別な贈り物です。
1: 実用性が高い
印鑑は、契約書や銀行口座開設など、日常生活のさまざまな場面で必要となる実用的なアイテムです。
贈った印鑑が、相手の人生に役立つ場面を想像すると、贈る側も嬉しい気持ちになります。
2: 長く使用できる
印鑑は、一度購入すれば、長く愛用できるものです。
特に、耐久性に優れたチタンや水晶製の印鑑は、10年、20年と長く使うことができるため、贈る相手にとって長く愛用できるプレゼントになります。
3: 特別感を演出できる
印鑑は、その人の名前が刻印された、世界でただ一つのものです。
名前入りのプレゼントは、特別感があり、贈られた相手は、使うたびに贈り手のことを思い出すでしょう。
4: 人生を彩るアイテム
印鑑は、人生の節目となる場面で活躍するアイテムです。
成人祝い、就職祝い、出産祝いなど、大切なイベントに贈る印鑑は、その人の人生の新たな章を祝福する、特別な贈り物になります。
5: 思い出を形にする
贈られた印鑑は、贈り手のことを思い出させてくれる、大切な思い出の品になります。
贈る相手が、印鑑を使うたびに、贈り手のことを温かく思い出してくれるでしょう。
プレゼントシーン別の選び方
結婚以外のシーンで印鑑を贈る場合、相手やシーンに合わせた選び方が重要です。
1: 成人祝い
社会人としてのスタートを切る成人祝いには、実印や銀行印など、これからの人生で必要となる印鑑を贈るのがおすすめです。
実印は、不動産の売買契約やローン契約など、重要な場面で必要となる印鑑です。
銀行印は、銀行口座開設や、金融機関との取引で必要となります。
成人祝いの印鑑は、長く使うことを想定して、耐久性のある素材を選びましょう。
2: 就職祝い
就職祝いには、仕事で役立つ印鑑を贈るのがおすすめです。
会社で書類作成や契約書に押す際に使用する「会社用印鑑」や、銀行口座開設などに使われる「銀行印」などがおすすめです。
就職祝いの印鑑は、贈る相手の仕事内容や、会社の雰囲気に合わせたデザインを選ぶと、より喜ばれるでしょう。
3: 出産祝い
出産祝いには、赤ちゃんの名前が入った印鑑を贈るのがおすすめです。
銀行口座開設や、将来の教育費の積み立てなど、子供のために印鑑が必要になる場面はたくさんあります。
出産祝いの印鑑は、可愛らしいデザインや、成長を願うメッセージを刻んだものなど、個性的な印鑑を選ぶのもおすすめです。
4: その他
結婚以外のシーンで印鑑を贈る場合、相手やシーンに合わせた選び方が重要です。
例えば、
・親しい友人への誕生日プレゼント:趣味や好きなものをモチーフにした印鑑
・お世話になった方への感謝の気持ちを表す贈り物:高級感のある素材やデザインの印鑑
・趣味を始める方の応援:趣味に関連するデザインや素材の印鑑
など、贈る相手に合わせた、個性的な印鑑を選びましょう。
友人の結婚祝いに印鑑はあり?
友人の結婚祝いに印鑑をプレゼントしてみてはいかがですか。
結婚祝いや卒業式祝い、就職祝いのような人生の節目に印鑑をプレゼントすることが適切なのかと不安に感じる方もいるかもしれません。
しかし、名前が彫られた印鑑はビジネスでもプライベートでも使用する機会が多いため、お祝いの門出にふさわしい品です。
例えば、会社の書類になつ印する際や荷物の受け取りする際に印鑑は役に立ちます。
私たちが気づかないだけで、私たちの日常において印鑑を使用する場面は多くあります。
また、印鑑は大切に使えば一生モノとして長く愛用できることも魅力です。
このように印鑑は私たちの日常で使う場面が多く、一生モノとして愛用できるため、プレゼントに向いています。
ただし、印鑑を贈る相手には注意しましょう。
あまり親しくない友人の結婚祝いに印鑑を贈ることはプレゼントとして重いと受け取られる可能性があるため、避けた方が良いかもしれません。
印鑑自体は結婚式や就職が決まった際のプレゼントとしてふさわしいですが、親しい間柄に限るなど贈る相手には気をつける必要があります。
贈り物のための印鑑の選び方
印鑑は贈る相手との関係性に注意しなければなりませんが、お祝いの門出に非常にふさわしい贈り物です。
ただ、ほとんどの方は印鑑をプレゼントとして贈った経験はないと思います。
せっかく友人に印鑑をプレゼントするのであれば、失敗したくありませんよね。
そのため、印鑑をプレゼントする際の印鑑選びのポイントについて紹介します。
印鑑選びのポイントを参考に、ぜひ友人や周りの大切なひとに印鑑を贈ってみてはいかがでしょうか。
素材
まず印鑑を贈り物としてプレゼントする際に大事な要素として、素材が挙げられます。
素材は植物系や動物系、宝石系や化学系といったさまざまな種類があり、どれにすればいいのか迷う方もいるかもしれません。
素材で見るべきポイントは素材の価格と耐久性のバランスです。
印鑑は日常で使う頻度が高いため、長持ちする素材を選ぶ方が良いでしょう。
長持ちする素材は植物系だと彩華や黒彩華、動物系だと黒水牛やオランダ水牛などがあります。
このような数ある長持ちする素材の中で、一番長持ちする素材は、化学系のチタンです。
チタンは軽くて丈夫であったり、サビに強く燃えにくかったりするためロケットや航空機などにも用いられる素材です。
印鑑は一生モノとして長く愛用するため、チタンを使った印鑑はプレゼントとして一番最適かもしれませんね。
デザイン
一方で、プレゼントする際に見た目のインパクトを重要視したい方もいるかもしれません。
先ほど耐久性で名前が挙がったチタンはシンプルでシックですが、祝い物としては地味に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
販売されている印鑑の中には、デザイン性に優れたおしゃれな印鑑や女性人気が高く可愛い印鑑、ディズニーキャラクターを使用した印鑑などがあります。
贈る相手の好みに合わせて、デザインを決めると良いかもしれません。
ただし、多くのデザイン性に優れた印鑑は素材が選べない場合もあるため、気をつけましょう。
サイズ
印鑑をプレゼントする際にはサイズに注意する必要があります。
サイズとは、印鑑の長さではなく文字が刻んである面の直径を指します。
印鑑の最適なサイズは、贈る相手が男性なのか女性なのかといった性別や実印、認印、銀行印などのような印鑑の用途によって異なります。
例えば、銀行印として印鑑を贈る場合を考えてみましょう。
男性に銀行印として印鑑を贈る場合、印鑑のサイズは15.0mmから16.5mmといわれています。
一方で、女性に銀行印として印鑑を贈る場合、印鑑のサイズは12.0mmから13.5mmといわれています。
印鑑をプレゼントする際にサイズに困った場合は贈る相手の性別や印鑑の用途を考慮してみても良いかもしれませんね。
就職祝いに贈る場合
やはり印鑑をプレゼントとして贈る場合に失敗が少なく、印鑑をプレゼントするのに適しているのは就職祝いの時でしょう。
就職祝いで印鑑をプレゼントする際は、可愛らしいデザインなどのモノよりもクラシックで上品な印象が持てる印材を選ぶようにしましょう。
就職してからは印鑑を使う場面が学生だった頃と比べるとかなり増えることになります。
例えば、社会人になって初めて実印登録をする人もいますし新しく銀行口座を作るために銀行印を作成するということもあります。
そのため、実用的で長く使うことができる印鑑が好まれます。
もし実印と銀行印を同時期に作るのであれば、セットでプレゼントしてあげるのがオススメです。
さらに認印も加えた3点セットは社会人として必要な印鑑が一通り揃うので、卒業祝いのプレゼントに最適と言えます。
認印は、実印や銀行印に比べて100ショップなどの安物で済ませてしまうという方も多いですが、会社などにおいて仕事上で使う場合にはしっかりとしたものを作ることをオススメします。
まとめ
いかがでしたか?
今回は印鑑をプレゼントする際に押さえておきたいポイントについてご紹介しました。
印鑑をプレゼントとして贈る場合は、贈る相手はよく考えておかないと裏目に出てしまうこともありますので注意してくださいね。
やはり、就職祝いが印鑑をプレゼントとして贈る場合には最も適したパターンだと思います。
ちなみに最近では、海外の方に印鑑をプレゼントするのも流行ってきているようです。
基本的に日本や韓国、中国などのアジア圏以外に印鑑の文化はありません。
そのため、外国人にとって印鑑は珍しいもので、プレゼントすると喜ばることも多いです。
また、日本に住み始めた外国人には日本で生活をおくる上で印鑑は必要不可欠なものです。
ですが同時に、自分ではなかなか作りづらいものでもあります。
来日して間もない外国人にあげると興味深いギフトであると同時に、実用的な品物として喜ばれています。
このパターンも印鑑をプレゼントするのにとても適しているかと思いますので、外国人の友人がいる方は送ってあげると良いかもしれませんね。