2017.8.15カテゴリー:印鑑について
「子供にはまだ早いでしょ」
このように思われる方もいらっしゃるかと思います。
しかし、印鑑は老若男女を問わず、その人の人生に付き添うモノです。
お子様の人生を支えてくれるような印鑑を作ってみませんか。
「使う機会も少ないのに、作っても危ないだけじゃない?」
印鑑をお子様に渡すことによるリスクは確かに存在します。
けれども、子供用の印鑑を作ったからと言って、お子様に管理して頂く必要はないのです。
実際にお子様の印鑑を作られた方も、ある程度成長されるまで親御さんが管理されています。
中には、責任感と管理能力を育むために、幼いうちからお子様に渡すご家庭もあるようです。
このように印鑑の管理の仕方はご家庭によって様々です。
お子様の成長に合わせて、印鑑を渡す時期を考えましょう。
「じゃあ、どういう印鑑を作ればいいんだろう」
上記の文を読んで、このような考えに至って頂けましたでしょうか。
大切なお子様の印鑑ですから、最高のモノを作りたいですよね。
そのためにも、我々がその作り方をお伝えします。
今回の記事を参考に、お子様の将来を鮮やかにするような印鑑を作ってください。
お子様用の印鑑の作り方
まず、作る理由からです。
お子様用の印鑑を作る理由として、以下の事が挙げられます。
・子供のための貯蓄
・お年玉などの管理
・お祝い金などの貯蓄
これらの理由に共通することは、銀行口座の開設ですよね。
しかし、小さなお子様が銀行の口座を開設することはできません。
そのために、大人の方が代行します。
その口座はお子様の人生に長い間添うことでしょう。
少しでも長く連れ添ってもらうためにも、しっかりした印鑑を選びませんか。
印鑑に彫る名前について
次の3つから、印鑑に彫る名前を選んでください。
・フルネームで彫る印鑑
・名字だけで彫る印鑑
・名前だけで彫る印鑑
これらの中から選べば、問題が生じることはありません。
ほとんどの人が、銀行印としてお子様の印鑑を作ります。
銀行印として使えない印鑑を作ることが無いようにしましょう。
けれども、愛するお子様の印鑑を作るのですから、フルネームの印鑑にしたいですよね。
そうすることで、他の印鑑と混同するのを避けられるだけでなく、偽造がされにくくなるなどセキュリティ面も向上するのです。
何より、お子様の名前が彫られたフルネームの印鑑を作ることは、親御さんが一番嬉しいですよね。
思う存分、その喜びを味わいましょう。
「フルネームだとバランス悪くなっちゃうんだよね…」
きっとこのような場合もあることでしょう。
そのような時は、書体でバランスを調整してみてはいかがでしょうか。
もし、それでも満足のいく結果に成らなければ、フルネームで彫るのはやめましょう。
その印鑑を主に使うのはご両親ではなく、お子様です。
お子様が使う時の事を考えて、印面を考えませんか。
印鑑のサイズについて
銀行印に適したサイズは性別によって異なります。
お子様の印鑑だからと言って、性別に関係なく、小さい印鑑を作るのは避けましょう。
ちなみに、性別毎に適した印鑑サイズは次の通りです。
・男性:15.0mm~16.5mm
・女性:13.5mm~15.00mm
女性のサイズが小さめな理由としては、手の大きさに合わせていることや印影から控えめな印象が受けられることが挙げられます。
これらのサイズはあくまで推奨ですから、好みでサイズを決めてしまっても問題はありません。
その代わり、お子様が使う時のことを考えて作るようにしましょう。
また、このようにサイズが決められている理由として、認め印以上のサイズ、実印以下のサイズという慣例も挙げられるのです。
それらは人生に欠かせない印鑑ですよね。
それぞれの印鑑を適した場面でしっかりと使い分けられるように、サイズも意識して作りましょう。
印鑑の素材について
我々がオススメする印鑑の素材として、以下の3つを挙げます。
・チタン
・象牙、黒水牛
・彩樺
これらをオススメする理由は、以下の通りです。
チタン
金属の印鑑は全体的に耐久性に優れています。
そのため、保管や管理がしやすいのが大きな特徴といえるでしょう。
そのような金属の中でも、オススメするのはチタンです。
チタンによって作られた印鑑は水洗いができ、捺印性にも秀でています。
その上、デザインも豊富にあるため、一生を連れ添う印鑑として、これ以上のモノはないでしょう。
象牙、黒水牛
これらのような自然素材の印鑑は昔から使われていますよね。
年代を問わずに使える事から、子供用にも用いられているようです。
高級感に加えて、朱肉の乗りの良さ、押し心地の良さは、「印鑑とは何か」を示してくれます。
自然素材の印鑑を作って、これから先に用いる印鑑の選び方を伝えてみてはいかがでしょうか。
彩樺
彩樺のように、木材で作られた印鑑は低価格であるにも関わらず、耐久性にも優れています。
木目の美しさに惹かれて、木材を選ぶ人も少なくないようです。
その中でも、彩樺は高い強度を誇ります。
一度、木材で作られた印鑑がどのようなモノか、店頭で確認してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、お子様の印鑑の作り方をご説明しました。
親から渡された印鑑を大切にしないお子様はいません。
お子様の人生に寄り添うような愛のこもった印鑑を作りませんか