2017.9.10カテゴリー:印鑑について
既に外国から足を運ばれている人は、増えてきているため、その影響は出てきています。
これからも日本の社会は成長していくでしょう。
もしかしたら、皆さんの中には、それに際して起業を考えていらっしゃる方も居るのではないでしょうか。
潜在化していた需要が顕わになったり、新しい需要が生まれたりする可能性は十分考えられます。
皆さんの計画と、時代のタイミングが合えば、これからの世界を導くような会社に成るかもしれませんね。
今回は、そんな皆さんのサポートをする内容です。
今回の記事を読んで、あなたの夢を叶えませんか。
起業を考えられている皆さんへ
突然ですが、起業を考えられている皆さんにお聞きします。
起業の準備はしっかりと進んでいますか?
起業には、お金は勿論、人材などが必要ですよね。
しかし、それだけでは会社を建てられません。
起業をした際には、印鑑を用いた様々な手続きが必要と成るのです。
狙った時に起業できなければ、事業の計画が狂ってしまいます。
そんな事態は絶対に避けたいですよね。
そのためにも、資金や人材収集以外にも必要な手続きを把握しておきましょう。
今回は数ある手続きの中でも、印鑑を用いた手続きについてお伝えします。
設立登記について
会社を建てる際、管轄法務局に代表者印(法人実印)を提出する義務があります。
そのため、起業を計画されている方は、代表者印を用意しておきましょう。
代表者印だけでもあれば、会社を経営することができます。
裏を返せば、それがなければ、何も始まらないのです。
資本だけに目を向けずに、起業計画を企てていきましょう。
ここでお伝えしたいことが一つあります。
それは、複数の印鑑を揃えておいて欲しい事です。
代表者印一つで経営していく場合、その印鑑にリスクが集中してしまいます。
もし、その印鑑があなたから離れるようなことがあれば、会社は倒産に向かっていくでしょう。
せっかく叶えた夢をそんな形で終わらせたくないですよね。
そのためにも、揃えるべき印鑑を把握しておきましょう。
そして、揃えるべき印鑑とは、次の4つです。
・代表者印(法人実印)
・銀行印
・社印(角印)
・ゴム印
これらの詳しい情報は、以前の記事でご説明したため、一度は確認しておいてください。
印鑑の書体について
せっかく起業するのですから、その設立に用いる印鑑には、とことんこだわりたいですよね。
こだわれる点はいくつかありますが、一番こだわりが表れる書体を見ていきましょう。
篆書体(てんしょたい)
代表者印に用いられる書体としては、篆書体(てんしょたい)が最も多いです。
篆書体は、可読性が低いなどのセキュリティ面の特徴から、実印に利用されています。
お札に捺された印鑑にも使われている書体です。
日本銀行が認めるほどの防犯性を持つ書体なのですから、多くの企業が選ぶのも納得できますよね。
印相体(いんそうたい)
篆書体の次に使われることが多いのが、印相体(いんそうたい)です。
印相体は吉相体(きっそうたい)とも呼ばれています。
印相体は篆書体を進化させた書体と言われており、篆書体よりも可読性が低くなっているのです。
それだけでなく、八方に広がっているという特徴もあります。
昔からそのようなものは縁起が良いとされており、開運の書体として選んでいる企業もあるそうです。
どのような書体を選ぶか悩んでしまった時は、篆書体か印相体をオススメします。
代表者印に用いる材質について
代表者印は会社に一本しかありません
そのため、その印鑑が会社を表すと言っても過言ではないでしょう。
ゲン担ぎとして、良い材質を選んでおけばそれにふさわしい企業に成れるかもしれませんね。
それに適う材質として、以下の2つを挙げます。
本柘(ほんつげ)
柘は木材の中でも、繊細な彫刻に適した材質です。
国産の柘の高級なモノが本柘とよばれます。
使用後の手入れを欠かさず行えば、長く愛用できる素材と成っているのです。
本柘を選ばれた際はこまめに手入れを行いましょう。
黒水牛
水牛の角を加工した材質です。
角の中心、つまり芯が通った黒水牛は「芯持ち」とされ、最も質が良いと言われています。
その特徴としては、耐久性、硬度、粘り、丈夫さなど、印鑑の材質に求められる性能が揃っているのです。
コストパフォーマンスで選びたいなら、黒水牛が一番でしょう。
また、黒水牛は色から高貴さを放っています。
あなたの企業がこれを持つのにふさわしい会社と成れるように成長できることを願って、黒水牛で印鑑を作ってみませんか。
まとめ
今回は、印鑑を用いた企業手続きについてご説明しました。
契約をする際、相手がどんな印鑑を見ている人は意外と多いです。
印鑑について精通している人だと、それだけで相手が信用に足る人物かどうかを見定めてしまいます。
その際に、良い関係を気付けるように、印鑑も資本と同じくらいの注意を払って準備しましょう。
印鑑を使って、あなたの夢を実現する道を盤石にしませんか。