女性の方必見！印鑑の書体について解説します！

印鑑にはさまざまな書体のものが存在します。
特に女性からすると、女性らしく優しい書体のものを使いたいという方がいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、より「女性らしい」書体の印鑑について紹介します。

 

□印鑑の書体の種類を紹介！

 

＊楷書体について

楷書体は、印鑑でよく使われる書体です。
100円ショップや文房具屋などで売られている既製品の印鑑には大抵この楷書体が使われています。

また、この書体は印鑑だけでなく、普段目にする印刷物などでもよく使われている書体のため、見慣れていて馴染みのある書体と言えるでしょう。
楷書体が既製品の印鑑によく使われる理由としては、読みやすさがあります。
印鑑は、本人確認など意思表示に使われるため、読みやすいことも大切なのです。

 

＊篆書体について

篆書体は、日本の紙幣やパスポートに使われている書体です。
象形文字から生まれた書体で、少し読みにくいかもしれません。
書体としては難しいため、個人の認印などよりも法人の認印に使われる場合が多いです。
認印としての使い方以外では、実印や銀行印など重要な印鑑に使用するのが人気です。

 

＊古印体について

古印体とは日本で生まれた書体で、印鑑のための書体と言っても過言ではありません。
線の強弱や切れ方が特徴的で、印鑑以外にも多く使われています。
この書体は読みやすいため、認印として使用されるのが一般的です。

 

＊印相体について

戦後に日本で作られたまだまだ新しい書体です。
篆書体を基とした複雑な書体のため、あまり読みやすいとは言えないでしょう。
末広がりで縁起が良いデザインであることが特徴で、運気を上げてくれる書体としても親しまれています。
複雑な形であることから、個人の認印に限らず、法人の認印や実印、銀行印に使われることも多いです。

 

□女性らしい書体と印鑑の素材について

実は、女性向けの実印は男性のものに比べて、少し小ぶりなのをご存知でしょうか。
女性の方が印鑑を選ぶ際、書体は小さくても映えるものがおすすめです。
特に実印は、どのような書体でも登録は可能ですが、複製されてしまうと大問題になってしまうため、読みにくい書体を使用するのをおすすめします。
しかし、読みにくい字になればなるほど形は複雑になり、小さいサイズでも映える文字を選ぶのは難しそうですよね。

そこでおすすめなのが、「細篆書体」です。
その名の通り、先ほど紹介した篆書体よりも字体が細くなっています。
線が細い分小さい印鑑でも字は映えますし、印象も柔らかくなるためおすすめです。
また、印鑑の印象は書体だけではありません。

素材でも印象は大きく左右されます。
持ち運んだり使用したりする時にも女性らしさが出れば嬉しいですよね。
そこでおすすめなのが、琥珀の印鑑です。
琥珀と言っても、天然の琥珀に硬い人工樹脂を含めて作られた素材を用いるのですが、宝石さながらの美しさは大変人気があります。

この琥珀の優しいイメージが女性らしい印象を与えてくれるでしょう。
また、軽くて女性の小さな手にも馴染みやすく、捺印性にも優れています。
ただし、少し他の素材に比べて欠けやすいのはデメリットかもしれません。

琥珀よりも、もう少しコストを抑えて作りたいという方には、彩樺がおすすめです。
この素材は、耐久性があり、最近ではエコな素材としても注目を集めています。

 

□女性におすすめのサイズとは？

実印は、銀行印や認印に比べて1番大きいサイズになります。
女性は、15mmか13.5mmのものを選ぶのが良いでしょう。
縁起良くしっかりしたサイズであれば15mm、控えめなサイズであれば13.5mmといった具合です。
では、どうやってこれらのサイズを選べば良いのでしょうか。

それは、どの点を優先して選ぶかによります。
例えば、大きい方が好き、華奢な方が好きといった、自分の好みで選んでいただいても構いません。
また、縁起や見栄えを優先したい方は、大きめのものを選ぶと良いでしょう。
特に実印は、大切な書類での出番が多いため、大きめサイズだと堂々として見えてかっこいいです。

名前の文字で決めるのも1つの手です。
名前が1文字であれば、小さめの13.5mmの方が文字とのバランスが良いでしょう。

一方、3文字と少し多めの方は、13.5mmでも大丈夫ですが、少し詰まって見えるかもしれません。
そのような場合は、15mmの方を選ぶとバランスが良いでしょう。
2文字の方は基本的にどちらを選んでいただいてもバランスよく見えます。

夫婦でサイズを分けるのもおすすめです。
ご主人の実印よりもひと回り小さいものを選ぶというのも良いのではないでしょうか。

あくまでも縁起の話ですが、女性は男性よりも小さい印鑑にする方が、バランスが良いと言われています。
そのため、ご主人が15mmのものを使っているのであれば、13.5mmのものを選んでみても良いかもしれません。

 

□まとめ

今回は、より「女性らしい」書体の印鑑について紹介しました。
印鑑1つをとっても、女性らしさを出せたら素敵ですよね。
書体を選ぶだけでも大きく印象は変わってきます。
皆さんも是非、自分に合った書体や素材を見つけ、お気に入りの印鑑を使ってみてください。