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購入前に知っておきたい「手書き文字」について

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手書き文字とコンピューター文字の違い

手書き文字とコンピューター文字の違い

手書き文字は、バランスが良く文字の強弱がある「美しい文字」に仕上がります。
しかし最大の特徴は、
どこにでもある使い回しのコンピューター文字ではなく、
ご注文の度に一から書く文字なので、
完全にオリジナルのこの世に1本しかない
「偽造されにくい安全な文字」になるということです。

ほとんどの印鑑店は、手書き文字で作成することは技術的に困難なため、
同じような文字になりやすいコンピューター文字で作成しています。

昔の印鑑店はみんな手書き文字での作成でしたが、
PC等の発達により誰でも同じような文字を使い、
彫刻機さえあれば、簡単に安価で印鑑を作れるようになってしまいました。

実印や銀行印の重要印鑑ではほとんどの方が手書き文字での作成をご希望されますが、
認め印等でも日本の伝統文化とも言える、
「偽造されにくい手書き文字印鑑」での作成を強くお勧め致します。

20年保証の手書き文字印鑑を最安値で買うことができるのは、印鑑市場だけです。

ほとんどの方が、一生に1回しか実印などの重要印鑑は作りません。

「とりあえず、急ぐのでネットで買ったけど、
印鑑の仕上がりにこんなに違いがあるなんて知らなかった・・・・」

「もっとちゃんと選べば良かった・・・・」

というお声もたくさんいただき、当店で再作成されることも珍しくありません。

価格と品質に納得できる印鑑選びを!

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印鑑市場 店長ブログ

シャチハタと朱肉の違いを解説!印鑑を書類別に使い分けよう!

2024.11.23カテゴリー:印鑑の種類について

シャチハタと朱肉の違いを解説!印鑑を書類別に使い分けよう!

 

ビジネスシーンにおいて、書類作成は欠かせない作業です。
その中で、押印は重要な役割を担い、書類の法的効力を担保するだけでなく、署名者の意思表示を明確にする役割も持ちます。
しかし、シャチハタや朱肉と様々な押印方法があり、それぞれの特徴や用途を理解していないと、適切な押印方法を選べず、業務の効率性や法的問題に繋がってしまう可能性があります。
そこでこの記事では、ビジネスパーソンにとって押印に関する疑問を解消し、スムーズな業務遂行を支援するため、シャチハタ・朱肉のそれぞれの特徴と用途を詳しく解説するとともに、書類別に適切な押印方法を具体的に紹介します。
 

朱肉とは?

 
古来より、印鑑を押す際に用いられてきた朱肉は、その歴史と文化、そして印鑑との深い繋がりを持つ重要な存在です。
朱肉は、印鑑を捺す際に使用する赤色の印肉を指します。
朱肉が入っている容器は、一般的に「肉池」や「印池」と呼ばれますが、容器も含めて「朱肉」と呼ばれることも多く、私たちにとって馴染み深いものです。
 
1:朱肉の起源と歴史
 
印鑑そのものは、古代メソポタミア文明の頃から使用されていたという説がありますが、朱肉が登場するのは中国の宋代まで遡ります。
朱肉が歴史上に登場する以前は、泥を使って印鑑を捺していたことから、現在でも「印泥(いんでい)」と呼ばれることもあります。
 
2:朱色の意味と重要性
 
朱肉が朱色である理由は、単に目立つという理由だけではありません。
神社の鳥居にも使われているように、朱色は古来より縁起が良く、魔除けの色として大切にされてきました。
朱色は、生命力や太陽のエネルギー、そして幸福を象徴する色であり、大切な書類に朱肉を用いることで、その書類に力強さと神聖さを与える効果があると信じられてきました。
 
3:朱肉とスタンプ台の違い
 
朱肉と混同されやすいのが、ゴム印で使用されるスタンプ台です。
スタンプ台でも朱肉と同じような色のインクが販売されていることから、どちらも同じものと誤解されがちですが、朱肉は印鑑用に、スタンプ台はゴム印用にそれぞれ設計されているため、インクの成分や特性が異なります。
現在、事務用スタンプ台の多くは顔料系インクに変わってきていますが、クラフト用の一部のスタンプ台では、染料系インクが使用されています。
染料は光に弱く、紫外線の影響を受けて色褪せしてしまうため、大切な書類に押印する際には、色褪せしにくい朱肉が適しています。
 
一方、染料系インクは、顔料系よりも色が鮮やかで乾きが早いという特徴があるため、大量の書類にハンコを捺す際に、早く乾いた方が都合の良い業種では好まれることもあります。
しかし、大切な書類を長期保存する場合は、色褪せしにくい朱肉を使用することが推奨されます。
 

シャチハタとは?

 
朱肉を使用せずに、手軽に押印できるシャチハタは、現代のビジネスシーンにおいて、欠かせない存在となっています。
シャチハタは、インクを内蔵した浸透印の代表的なブランドであり、その便利さと手軽さから、多くの人に愛用されています。
 
1:シャチハタの仕組みと用途
 
シャチハタは、インクを本体に内蔵し、印鑑を押すたびにインクが印面に浸透することで、朱肉を使用せずに押印できる仕組みとなっています。
この手軽さから、会社内書類や荷物の受領など、日常的に使用される機会が多く、認印の代用として使用されるケースも多いです。
 
2:シャチハタの進化と商品ラインナップ
 
シャチハタは、常に進化を続け、様々なニーズに対応する商品を開発しています。
キャップの開閉不要なキャップレスタイプや、キャップにホルダーがついてストラップを付けれる持ち運びに便利な商品、豊富なカラーバリエーションなど、より使いやすく、機能的な商品が次々と登場しています。
 
3:シャチハタのインク交換
 
シャチハタのインク交換は、スポイトのような形状のケースから本体に注入するタイプや、インクが染みこんだカートリッジを交換するタイプなどがあります。
インクの補充方法や交換方法は、商品によって異なるため、使用するシャチハタの取扱説明書をよく確認するようにしましょう。
 

シャチハタと朱肉の使い分け

 
シャチハタと朱肉は、どちらも印鑑として使用されますが、それぞれの特徴や用途は異なります。
そのため、書類の種類や場面に合わせて、適切な押印方法を選択することが重要です。
 
1:それぞれのメリットとデメリット
 
シャチハタのメリットは、手軽に押印できる点です。
朱肉を使用する必要がないため、誰でも簡単に押印できます。
また、インクが内蔵されているため、朱肉を補充する手間も省けます。

しかし、シャチハタのデメリットとしては、インクの色が固定されている点があげられます。
また、朱肉に比べて、印影が薄くなりがちな点もデメリットです。
 
一方、朱肉のメリットは、印影が鮮明で、色の濃さや風合いを調整できる点です。
また、伝統的な印鑑文化を継承できるという側面もあります。
しかし、朱肉のデメリットとしては、シャチハタに比べて、押印に手間がかかる点があげられます。
朱肉を印鑑につけ、丁寧に押印する必要があるため、慣れない人にとっては難しい場合があります。
 
2:書類の種類に応じた使い分け
 
書類の種類によって、シャチハタと朱肉のどちらが適しているかを判断する必要があります。
一般的には、会社内書類や日常的な書類など、それほど重要度の高くない書類には、シャチハタを使用しても問題ありません。
しかし、契約書や重要書類など、法的効力を有する書類には、朱肉を使用した印鑑を使用することが推奨されます。
特に、公的機関への提出書類や、重要な契約を締結する際には、朱肉を使用した印鑑を使用するようにしましょう。
 

「シャチハタ不可」と言われる理由

 
「シャチハタは使用不可」と言われる理由は、いくつかあります。
 
1:偽造防止の観点
 
シャチハタは、インクが内蔵されているため、簡単に複製できてしまう可能性があります。
そのため、偽造防止の観点から、重要な書類には、朱肉を使用した印鑑の使用が求められることがあります。
 
2:法的効力の観点
 
シャチハタは、朱肉を使用した印鑑に比べて、法的効力が低いと判断される場合があります。
特に、不動産取引や金融取引など、高額な取引を行う際には、朱肉を使用した印鑑を使用することが推奨されます。
 
3:伝統的な慣習
 
日本では、古くから朱肉を使用した印鑑が、重要な書類の押印方法として使用されてきました。
そのため、伝統的な慣習として、重要な書類には、朱肉を使用した印鑑を使用することが求められることがあります。
 

まとめ

 
この記事では、シャチハタと朱肉のそれぞれの特徴と用途を詳しく解説するとともに、書類別に適切な押印方法を紹介しました。
印鑑は、書類の法的効力を担保し、署名者の意思表示を明確にする重要な役割を担います。
朱肉は、伝統的な押印方法であり、重要な書類や法的効力を有する書類に使用されることが推奨されます。
シャチハタは、手軽に押印できることから、会社内書類や日常的な書類など、それほど重要度の高くない書類に使用されることが多いです。

しかし、重要な書類や法的効力を有する書類には、朱肉を使用した印鑑を使用することが推奨されます。
シャチハタ、朱肉のそれぞれのメリットとデメリットを理解し、書類の種類や場面に合わせて、適切な押印方法を選択することで、ビジネスシーンにおける印鑑に関する不安を解消し、スムーズな業務遂行を実現することができます。

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印鑑の知識

  • ■印鑑登録について

    どんな印鑑でも印鑑登録をして実印として使えるわけではありません。大きすぎる印鑑や小さすぎる印鑑もNGですし、材質によっても不可となる場合があります。詳しくはこちら

  • ■作成可能な文字数について

    基本的に印鑑市場手書き文字館では作成する彫刻印鑑の文字は全て手書き文字で作成するため、物理的に可能な文字数であれば、どのような文字でも書くことができます。
    但し、狭いスペースに詰め込み過ぎると線が細くなりすぎたりして、彫刻に耐えれなくなります。
    文字数は漢字やひらがななど組み合わせる文字によって異なります。

  • ■紛失したので前と同じ印鑑が欲しい場合

    実印や銀行印に使う彫刻印鑑は、同じものを作ることはできません。
    そのため紛失した際は、新しい印鑑を作り必ず再登録の必要があります。
    実印や銀行印にゴム印等の同じものがいくらでもできるような印鑑が登録不可の理由はそこにあります。

  • ■印鑑の文字が何と書いてあるか読みにくい

    特に実印では「印相体」という現代文字と一見異なる形状を持つ書体が好まれますが、特に印相体が読みにくいのは当然です。
    読みにくいからこそ、印影を第3者が見ても一目で何と書いてあるか判りにくく、防犯性に優れていると言われています。

  • ■同じ名称の印鑑でもお店によって、どうして価格が違うの?

    それは、材質も微妙に異なる場合もありますが、基本的には作成方式によって価格は異なるからです。
    大量生産の激安店では、作成にかける時間や人員を割くことができません。
    印鑑市場手書き文字館では少々価格は高くなりますが、文字の作成から手書き文字で作成し、美しい文字でこの世に1本だけの安全な印鑑を作ることに努めています。

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