2020.4.10カテゴリー:印鑑の種類について
「実印が必要になったけど、サイズの決め方がわからない。」
と悩んでいる方はいませんか。
「そもそも実印って何?」
という方もいるかもしれません。
実印の作成を検討している女性に知ってほしい、実印の大きさ選びのポイントを紹介します。
□男女の実印の大きさ
実印は住民登録をしている市区町村の役所に届けでて、証明を受けた判子のことです。
そのため、見た目は実印でも自身が住民として登録している各市町村の役所で登録するまで実印としての効力を持ちません。
実印は他の判子と違い、社会上、法律上の権利と義務の発生を伴う判子です。
実印はいわゆる「自分の分身」であると考えるとよいでしょう。
重要な印鑑であるにも関わらずひと昔前は、女性は実印を作らなくてもよい時代もありました。
しかし、今では独身女性でも車や家を購入します。
それに伴い、女の人も実印の必要性が高くなっています。
いざ、必要となってから実印を作ると時間がかかるため、将来に備えて実印を作ることをおすすめします。
基本的に女性の印鑑は男の人よりも一回り小さいのが主流です。
男性は円周の大きな実印を作成する傾向にあり、女の人は上品に少し小さいサイズを使うというのが昔ながらの習慣でした。
男性は実印をフルネームで作ることが多いのも男性の実印が大きい理由です。
一方で女性は、結婚して苗字が変わる可能性が高いため、下の名前のみで作成する傾向にあるため女の人の実印が小さい理由です。
しかし、近年では女性の社会進出進んだことに伴い、大きめの判子を好む女性も増えています。
知ってる方も多いとは思いますが、判子は欧米など他の国にはありません。
判子は日本独自の文化です。
中国と韓国には判子は存在しますが、意外にも中国と韓国でも判子よりサインが主流です。
判子は日本の文化に根付いているため、古くからの習慣と深く結びついています。
サイズの大きな実印を作りたいというのがなければ、小さめのものを使う方が良いでしょう。
さらに、小さい実印は控えめで美しい印象も与えれます。
□実印おすすめサイズ
私たちが日常で使用する判子には主に認印、銀行印、実印の3種類があります。
サイズは認印<銀行印<実印で作るのが普通です。
認印、銀行印、実印の中でもっともサイズが大きいのが、実印だと言えるでしょう。
一般的に女性が使用している認印は10.5ミリメートル~12.0ミリメートル、女性用の銀行印が12.0ミリメートル~13.5ミリメートルです。
そして女性用の実印が13.5ミリメートル~15.0ミリメートルです。
女性の過半数である約51%が13.5ミリメートルで、40%が15.0ミリメートル、5%が16.5ミリメートル、3%が18.0ミリメートル、1%がその他のサイズで実印を作成しています。
迷ったら13.5ミリメートルか15.0ミリメートルを選んでおけば困ることはないでしょう。
□実印のサイズを選ぶポイント
実印を作る際、守らなければならないのが既定のサイズ内で実印を作成することです。
自身の地域のルールを確認して、その規定に則った範囲内で選びましょう。
それでは実印サイズの選ぶさいのポイントを紹介します。
*縁起
女性の実印にとってサイズは開運に大きくつながります。
一般的に実印が大きいほどが縁起が良いとされています。
実印で開運を目指す方は大きい実印を作ってみてはいかがでしょうか。
ただ、注意しなければならないのが、実印を仕事場で使用する人です。
上司よりも大きな実印を使うと生意気な印象を持たれるかもしれません。
縁起がいいからと実印を大きくする場合でも、男性の実印サイズを越えないサイズのほうが無難ではあります。
*バランス
実印に掘る文字数によって大きさを考えるのも良い方法です。
文字数が少ないのにも関わらず、大きい実印を作成してしまうと印鑑のおさまりが悪くなります。
反対に、文字数が多いのに小さいものを作るのも収まりが悪くなります。
実印サイズを選ぶ際に大事なのはバランスなので、文字数を考慮すると良いでしょう。
4文字~6文字が13.5ミリメートルで6文字掘る場合は15.0ミリメートルが綺麗なバランスで仕上がります。
*好みで選ぶ
ファッションと同じで実印も自分の好みで選ぶのも一つの方法です。
あえて小さいサイズの服を着るのと同じで、文字数が少なくても小さい実印を作るのも個性がありいいのではないでしょうか。
実印は生涯使うものなので、好みに沿ったものを選ぶのが良いです。
*夫婦でそろえる
夫の実印サイズにそろえるという選び方もあります。
夫婦で実印のサイズをそろえると「夫婦同大印」といい家庭運や夫婦仲がよくなるとされています。
すでに結婚しているかたで実印の作成を検討していましたら夫婦でサイズをそろえた実印を作るのもおすすめです。
□女性用銀行印のサイズ選びのポイントとは?
女性の銀行印のサイズ選びに悩んでしまう方は多いのではないでしょうか。
銀行印でよく悩んでしまう要因として、サイズが挙げられます。
結論から言うと、女性用の銀行印の大きさは、13.5ミリメートルか12ミリメートルが一般的です。
ここでは、銀行印に限らず実印や認印も一緒にご紹介しますね。
*印鑑の種類によってサイズが異なるので注意する
先ほどご紹介した通り、女性の銀行印の大きさは13.5ミリメートルか12ミリメートルです。
その他に実印や認印の女性用サイズは以下の通りです。
・実印は15ミリメートルもしくは13.5ミリメートル
・認印は12ミリメートルもしくは10.5ミリメートル
このように、それぞれの印鑑の大きさが異なっており、実印が最も大きく認印が最も小さいサイズです。
つまり、銀行印は中間程度の大きさと言えるでしょう。
印鑑の種類によってサイズが異なるので、銀行印を選ぶ際は注意しておきましょう。
*男性と女性でサイズが異なるので注意する
序章でもご紹介しましたが、一般的に女性と男性ではサイズが異なっています。
男性の印鑑は少し大きめに、女性の印鑑は男性のものよりも少し小さめに設定されています。
そのため、うっかり銀行印を購入する際に男性用を購入してしまわないように注意しましょう。
ただし、女性の方の中にも一回り大きいサイズを好む方もいらっしゃいます。
サイズに規定はありませんのでご安心ください。
まずは、ご自身が好みの印鑑を探すと良いでしょう。
*年齢や立場などによって選択の幅がある
まずは、銀行印のサイズを年齢の観点から見ていきましょう。
比較的若い方であれば少し小さめのものを、年配の方であれば少し大きめのものを選ぶと良いでしょう。
若いけど立派な印鑑を選ぶ方もいらっしゃいますが、少々恥ずかしいと感じてしまうかもしれません。
次に、立場の観点から見ていきましょう。
新入社員の方だと少し小さめのものを、管理職や役職の方であれば少し大きめのものを選びましょう。
仮に、新入社員の方が大きく派手な印鑑を使用していると、周りからの視線が気になってしまうかもしれません。
そのため、ご自身の社会的立場に基づいてサイズを選ぶことをおすすめします。
最後に、目的の観点から見ていきましょう。
もし、大きな決断をする際に用いる印鑑の際には、大きめのサイズにすると良いでしょう。
具体的には、不動産の購入や起業するときなどの大胆な決断の際に、自分自身に気合を入れるために大きな印鑑を使用しましょう。
大きな印鑑に見合うようになろうと決断すると考える方もいらっしゃいますよ。
□女性の銀行印におけるおすすめの素材とは?
1つ目は、チタンです。
チタンは女性の印鑑に最も人気である素材と言えるでしょう。
また、これは非常に耐久性が高く、あまり力を入れずして綺麗に押せるためおすすめですよ。
加えて、側面にはご自身の名前やメッセージなどを彫刻できます。
世界に一つだけの、ご自身にとって特別な印鑑を仕上げることができますよ。
このように、記念品として注文するお客様が多くいらっしゃいます。
2つ目は、彩樺(さいか)です。
彩樺はチタンに次いで2番目におすすめの素材です。
彩樺を使用すると、高級感溢れる見た目でナチュラルな銀行印に仕上がりますよ。
この素材には黒彩樺(玄武)や赤彩樺(アグニ)があるので、ご夫婦でお揃いにしたい際はおすすめですよ。
3つ目は、牛角です。
次は、3番目におすすめする自然素材からできてる牛角です。
牛角には、男性用の黒水牛、女性用のオランダ牛といった2種類が存在します。
これも彩樺と同様にご夫婦でお揃いにしたい方にはおすすめの素材ですよ。
□まとめ
今回は初めて実印を作る女性向けに実印のサイズについて紹介し、女性に最も人気の実印サイズは15.0ミリメートルだということがわかりました。
実印のオーダーを検討中の方はこの参考にしてみてください。