2017.5.10カテゴリー:未分類
「またやっちゃった…」
何か重要な書類に捺印する際、印影がうまく写ってなかったり、傾いたりしてしまった経験はございませんか? きっと多くの方が後悔されたことでしょう。
「もっとキレイに押せれば…」
キレイに捺印できれば、そのような思いをしなずにすむだけでなく、「キレイに捺印できた!!」という満足感も得られます。
もし、上司に捺印して提出する書類の印影が汚かったら、どんなに書類の内容に自信があっても気が引けてしまいますよね。 それに、仕事ができる人の捺印はなぜかみんなキレイですよね。
「自分もこんな風にしたいなぁ…」
このような思いを抱かれた経験は、一度は二度ではないはずです。 そのような人たちも最初からキレイに押せたわけではありません。
捺印に関する悩みを抱いて、相談や検索を行うことでキレイな印影を着けられるようになったのです。 皆さんもこの記事を参考に、今日からキレイな捺印ができるようになりましょう!!
今回は、キレイな印影の付け方をお伝えします。 キレイな印影を付けるためには、大きく4つの要素が欠かせません。
1つ目「持ち方」
キレイな字を書くには正しいペンの持ち方が必要なように、印鑑にも正しい持ち方が必要となります。
正しく印鑑を持つことで、まっすぐ適度な力で捺印できるようになるのです。 印鑑は基本的に小さいため、指で持つ形に成りますよね。 印鑑を持つ指は、「親指」、「人差し指」、「中指」の3つです。
これらの指を以下のように当てましょう。
・親指:指の腹で印鑑を支える
・人差し指:印面の文字の真上に当てる
・中指:指の横で印鑑を支える
この通りに持っても、少し不安定ですよね。
印鑑の尻の部分を手の腹に当てることで、安定させることができますよ。 慣れるまでは、正しく持てているかを目視で確認しましょう。
2つ目「場所」
ここでは捺印する場所の事をお伝えします。
当然ですが、平らな場所で捺印してください。 傾いてしまっていると、力が均等に伝わりません。
平らな場所で押すだけでは、まだ不十分です。 捺印マットを敷くことで万全の状態を整えられます。
目視では平らな場所であっても、小さい凹凸があることも考えられます。
クッションだけではなく、滑り止めの役目を果たす捺印マットを用意して、紙の状態を損なわないようにしましょう。
3つ目「朱肉の付け方」
朱肉は軽く叩いてつけるようにしましょう。
「しっかり写そう!!」と思って、朱肉をつけすぎてしまうと、かえって印が汚くなってしまいます。
軽くつけることで、印面が均一に成り、キレイな印影となるのです。
時々、朱肉の状態も確認しましょう。 長い間使用している朱肉は朱肉のつきが悪くなってしまいます。
つきが悪いからと言って、朱肉をつけすぎてしまうと、印面を詰まらせてしまうこともあるのです。
朱肉に当て過ぎないことを意識して、捺印しましょう。
4つ目「押し方」
前提として、紙に対して垂直に押しましょう。
ここで力の下限を誤ってしまうと、印影がかすんでしまったり、紙自体を傷めたりしてしまいます。
垂直に押せたら、「の」の字を小さく描きましょう。 朱肉が均一かつ、キレイな印影を付けるためには欠かせない動作です。 紙から離す時にも気を抜かないようにしましょう。
紙にもう片方の手をしっかりと添えてから、真上に離すようにします。
「押せたでしょ」と思って気を抜いてしまうと、最後に印影を汚してしまうことも考えられます。
印鑑を紙に付けてから、キレイな印影を確認するまで集中しましょう。
今回は、キレイな印影を付けるための4つの要素をご説明しました。
印影がキレイかどうかで、書類の印象が左右されます。 書類の内容を印影で損なわないようにしましょう。